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カテゴリ:ビジネス
ここが正念場である。
あと一週間もすれば一つの業務が完遂するであろう。 おぼろげに光が見えてきたようだ。 思えば長い道のりだった。 委託を受けた一月は真っ暗闇に取り残されたような不安を感じていた。 サラリーマンとして業務をこなすこととは違い、 法人としての責任と信用が重くのし掛かってきた。 当然、クライアントの見る目も厳しかったが、 その目に耐え忍んで、ここまでこれたことの証は。 今、僕自身の心の中にある。 会社は会社に仕事を依頼する。 裏を返せば、個人に仕事を廻さない。 個人が儲けるために会社は存在しない。 理解はしていたが、あらためて思い知らされた。 苦悩の日々が蘇える。 秋の紅葉が山を彩る頃、 僕はどん底を彷徨っていた。 収入も途絶え、貯金を切り崩してきた。 仕事もなくあてもなく、目的さえも失っていた。 あの秋の日からみると今は恵まれているのだろうか。 来週には全てが終わる。 結果はクライアントが判断することだ。 僕からはもうなにもアピールすることはない。 やることはやった。 今はただ、 出来ることならば、 少し休みたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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