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同居している6○歳になる母親のことについて語ろう。
人一倍若くて、フットワークも軽い母親も歳には勝てない。 アフリカに住む人のような自慢の視力も最近は衰え気味。 細かい針仕事などをするときには老眼鏡は必需品なのだ。 また直射日光を受けると失明する可能性があると本人はそう信じて、 外出時にはサングラスは欠かせない。 家のテーブルには老眼鏡とサングラスが仲良く並んでいる。 いつでも手にできるように。彼女だけのお決まりの場所なのだ。 先日、昼過ぎ用があって家に戻ることがあった。 母親はいつものように編み物をしている。 下を向いて一心不乱に集中して手を動かしているのが玄関から見える。 どうやら彼女は僕が戻ったことさえも気がつかないようだ。 「ただいま」 僕は上着を脱ぎながら声を掛けた 「あっ!おかえり。今日は早かったねぇ・・・・・ ・・・ちょっと聞いてよ。私もやっぱり歳だわ。 こんなに明るいのにすんごく暗く感じるのよ いやだねぇ。ホント歳はとりたくないねぇ」 ふと声のするほうに顔を向けた僕はギョッとした。 彼女、サングラスをして編み物しているのだ。 「あのぉ。サングラス」 「はっ!どうりでぇ。ハハハッ」 どうりでぇじゃ無いぞ。いよいよ呆けてきたのか。 ともあれ、腹筋がよじれるほど笑っちゃいました。 想像しては今でも笑えるぞ。 ありえないこと次から次へと新たに巻き起こす母親。 いつまでも伝説を作ってくれー 彼女の好きな『六花亭』のお菓子をご紹介。 和菓子党の彼女がこれはうまい!と唸っていました。 サクサクカプチーノ「霜だたみ」5個入り お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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