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Thousands-of-Waves

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2005.08.31
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カテゴリ:ちーのこと
昨日は「母達→マツパ、子ども達→なぜかネイルアート」というツアーが実施され(詳しくはchizuちゃんのブログ参照)少しだけプチ鬱解消。
そして持病の腰痛が悪化して、ちーの抱っこがかなりきつくなってしまいました。
ってことで、いつもは歩けなくなってから整骨院に行くのですが、なんせ平日は夫がいない、歩けなくなってからでは取り返しがつかないので、朝から行くことにしました。

院に入るとすでに何人も待っていてかなり待ちそうな気配。
ちーの間が持つかしら?と思っていたら大好きなピングーの絵本が沢山!
最初はひとりで見ていましたが「おかあさん読んで~」
ちーが選んだのは『ピンガ(ピングーの妹)の迷子』

長い絵本だと本文をかなり端折って読む横着母の私。
しかも『パパ・ママ』と書いてあっても『おとうさん・おかあさん』と読む私。
なぜなら我が家では『パパ』と呼ばれる人は存在しないし『ママ』は私の母(ちーにとっては祖母ね)だから。

この『ピンガの迷子』の内容は、
ピングーがピンガを連れて初めてソリで2人だけのお散歩に行きます。
公園にはピングーの友達のピンゴが待っていました。
さっそくピングーとピンゴは馬飛びをして遊びだしました。
ピンガも一緒に遊びたくなりましたがピングーにピンガは小さくて出来ないのでソリで待っていなさいと言われます。
それでもピンガはやりたくて一度だけ試してみますがやっぱり出来ません。
やはりソリで待っているように言われます。
そしてまたピングーとピンゴは楽しく遊び始めました。
ふと気づくとソリにピンガがいません!
2人は必死に探しました。
すると何と血の付いた足跡があり、さらにピンガのマフラーが落ちていました。
ピンガが怪我をしたのでは、と慌てた2人は足跡をたどると氷の穴が血だらけになっていました。
しかしどんなに探してもピンガはいません。
2人は泣きながら家にたどり着きました。
すると家にはすでにピンガが帰っていました。
ピングーはピンガを抱きしめ「一緒に遊んであげなくてごめんね」と言いました。
ピンガは心の中で「いたずらしすぎちゃったかな」と思いました。

とこんな感じ。

泣きながら家に帰るあたりを話していると、どうやらちーの様子が変、何となくクスンクスン言ってました。
あれ?と思って顔を見たら涙をボロボロながして泣いていました。
どうやら怪我をして(してなかったけど)いなくなったピンガがかわいそうで泣いてしまったみたい。
そんなちーがいとおしくってぎゅっと抱きしめちゃいました。
ちゃんと最後まで読んであげて、「よかったね」と聞くとなんとか復活。

悲しいお話を聞いて泣いちゃうくらい成長したちーを見て、私は感動で涙が出そうになりました。

そして泣き止んでからも「もっかい読んで!」
えー?!今泣いたばかりでしょ?
今度はちーの顔色を窺いながら読んでいたらやっぱり同じとこで涙ボロボロ、だったら読んでって言わなきゃいいのに。

それでもちゃんとお話の内容がわかって悲しい時にはちゃんと泣ける、そんな感情が育ってくれたちーがホントにいとおしく感じた今日でした。





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Last updated  2005.08.31 21:48:04
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