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テーマ:イタリアワイン大好き!(738)
カテゴリ:ワインコラム
トスカーナのIGT生産者は、テヌタ・ディ・ギッザーノ。はい、エノロゴはカルロ・フェリーニですね、色はもちろん、透けない赤紫。煮染めたような(野暮ったい)墨っぽい香りはカベルネか...焼いた野菜の青臭さも...。そして醤油のような凝縮感(これは悪い意味)。単に、縮こまっているだけかも。こなれてない...というか、こなれるのかなぁこの「しょっぱさ」は...。というのが、抜栓初日及び2日目の印象です。バリックを効かせた、濃いサンジョベーゼ+カベルネのブレンド。 昨晩、3日目に、変わりました。ウソのように、伸びやかで、まあるい液体になってます。香りに、優しいお花やフルーツ、熟成の始まったサンジョヴェーゼ的な腐葉土やキノコも混じってます。飲んでみると、なんといっても、カカオの苦みとクリーミーなタンニンが混ざり合ったビターチョコレートです。ピサに近い、西沿岸部にしては、酸も少なからず...でも、先日飲んだ、同じカベルネブレンドで、キァンティ地区のランポッラのサンマルコなどと比べると物足りないですね。でも、とても美味しいです。2000年のトスカーナは、今、飲んで、解りやすく美味しいイメージがありました。日記に書かなかったのですが、ペルラート・デル・ボスコが... とても美味しかったのです。 このヴェネローゾは、もう少し時間がかかりそうですね。それに、こういうワイン飲んでると、やっぱり酸が恋しくなりますね~。バルベーラでも開けようかな~。 Veneroso 2000 / Tenuta di Ghizzano お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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