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テーマ:イタリアワイン大好き!(738)
カテゴリ:カンパーニャ
カンパーニャのIGT、生産者はファットリア・アロイス。パラグレッロ・ビアンコ100%で木の樽を使わないで熟成。エノロゴはリッカルド・コタレッラ。ふ~ん。 無機質な佇まいは、北のワインのようでもあり、柑橘系の、特にレモンのような酸味が「キリリ」とではなく「やんわり」口に広がるところが、やはりカンパーニャの白。よく言えば、料理の邪魔をしない、バランスの取れた、酸の綺麗な、美味しいワイン。悪く言うと、薄いレモネードみたいなワイン。もしかすると、口に含んだ瞬間の、プラスティックっぽい固さがほぐれると、ナッツのニュアンスや、オイリーな質感が中間を形づくって、レモネードへゆるやかに続く、美味の放物線を描くのかもしれません。今は、薄っぺらで、滝のようにだらだら流れ落ちるだけって感じ...ゴクゴク飲めます。 カーサヴェッキァ100%のバリック熟成や、アリアニコとカーサヴェッキァのブレンドの赤なんかも造ってるみたいなので、今度、飲んでみたいです。 Caiati 2005 / Fattoria Alois お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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