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カテゴリ:ワインコラム
毎年、恒例のこのテーマ。今年もKaoritalyさんが立ち上げてくれました!

今年も、毎日、イタリアワインだけを、飲み続けて、ブログの更新が滞った時期もあり、印象に残るワインが少ないようにも思います(単に記憶力が減退している!?)が、まずは、回顧録から...。

「コルトーナのシラー」が美味しかったです。イル・ボスコじゃないやつ。「ポデレ・イル・カスターニョ」エノロゴはアッティリオ・パァリでしたっけ。パァリと言えば「ミケーレ・サッタ」の「カヴァリエレ1999」も良かったですが、やはり、なんと言っても「サルヴィオーニ」の「ブルネッロ1993」が秀逸でした。ブルネッロと言えば「ヴァスコ・サッセッティ」の「ブルネッロ1994」が、予想外の美味しさでした。そして、ヴィノ・デッラ・パーチェで飲んだ「マッロネート」の「ブルネッロ1985リゼルヴァ」がすごかった。

今年も、パーチェでは、飲ませてもらいました、いろいろとスゴい奴を。一番は、トレンティーノ大会でとりを飾った「マルツェミーノ1979」でしょう。「ガイエルホフ」という生産者。マルツェミーノのオールドヴィンテージなど、もちろん初体験でしたし、今後も、二度と飲む事は無いでしょう。「味わった」というより「体験した」と言う感じです。パーチェならではの「お金で買えない体験」です。

コスパ系では、スカヴィーノの「ロッソ・ダ・タヴォラ」にはまりましたね。何だか、突然、美味しくなりました(笑)、このワイン。最近では、モンタルチーノの「ラ・ポデリーナ」の「ヴィルグールト2005」が美味しい。ウンブリアの「ロッソ・ディ・スピッカ2005」もいいですね。生産者は「テヌタ・レ・ヴェレッテ」。実は、今も飲んでます。

ピエモンテの地場品種「フレイザ」が美味しかった。「コッポ」の「モンダッチョーネ1998」、マスカレッロの「ランゲ・フレイザ2004」、G.コンテルノの「ランゲ・フレイザ1999」。ちなみに、2004年がプリマ・アンナータのA・コンテルノのランゲも飲んでみたいですね。フレイザ80%+カベルネ10%+メルロー10%。

ビアンコでは「ロンコ・セヴェロ」の「ピノ・グリージョ2004」、「カラブレッタ」のカリカンテ2004」、「グラブネル」の「リボッラ・ジャッラ2000」などが印象的。

グラブネルを飲んだのは、持ち込みのワイン会でした。恒例の持ち込み会では、今年も、スゴいワインを沢山飲みました。なんと言っても、「ヴィエッティ」の「バローロ・ヴィレッロ1985リゼルヴァ」の美味しさは、まだ記憶に新しいです。しかもその日は、上記のリボッラに始まり、「トゥリガ1990」「ブリック・デル・フィアスク1985」「ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ1990リゼルヴァ/カパンナ」と飲んで来てるわけで、それを考えるとヴィレッロ1985のスゴさがわかります。

「ネッビオーロ」も多いですね。「ペリッセロ」の「ランゲ」、「モンファッレット」の「バローロ1993」、「バローロ・カンヌビ・ボスキス1994」、生産者組合の「バルバレスコ2003」、「R.ヴォエルツィオ」の「バローロ・チェレクィオ1992』、「チェレット」の「バルバレスコ・アジリ1993」、「カノニカ」の「バローロ2000」

キリが無いですね。キァンティは、贔屓の生産者、フォントディとレンテンナノの2004がいいですね。キァンティの2004は、評価の割に、良いものに出会えずにいましたので、一安心。

ほんとに、キリが無いので、このへんでやめましょう。さて、今年の1本です。

DdA 2005 Bianco Aldo.jpg

ドルチェット・ダルバ 2005 / アルド・ビアンコ

この企画が始まって3年目、ようやくロッソの栄冠。でも、ドルチェットでした。
今年は、沢山のドルチェットを飲みました。パーチェでも、ドルチェットをテーマに、たいへん貴重なワインも戴きました。
今年の1本が、一番美味しかったワインという事だったら、点数が高いワインという事だったら、「ジュスト・ディ・ノートリ2000/トゥア・リタ」だって、すごく美味しかったワケですが、この企画は評価本の「ヴェロネッリ」で言えば「イル・ソーレ」を決めようという趣旨があると思いますので、あえて、このワインです。
7、8年前は、もっと頻繁にドルチェットを飲んでました。でも、それは、安くてそこそこ凝縮感が味わえる濃いワインでした。何度か飲むうちに、飽きてしまうようなワインでした。もともと、ドルチェットのむき出しの果実や、名前の通りの甘さなどが好みでは無かった僕は、だんだんドルチェットから離れていきました。
そして今年、「ジャンフランコ・アレッサンドリア」の「ドルチェット・ダルバ2001」や「アルターレ」の「ドルチェット・ダルバ1998」などを飲むにつれ「もっと飲みたい!」という気持ちが募り、1997~1998年あたりの、ちょい古めのものなどを中心に、よく飲みました。
飲んでいて、感じた事は「この葡萄は、見た目の果実の派手さの割には、いたって、ニュートラルな、クリアな品種なんだなぁ」という事。バルベーラなどよりは、むしろ、性格的には、ネッビオーロやピノ・ネロなどに近いのではないかなぁ」と...7、8年前に飲んでいた、凝縮感で飲ませるような、まるでボルドーワインのような仕立て方をしたワインはなんだったのかなぁという思いでした。
そして、ついに、この「アルド・ビアンコ」に出会う訳です。最初の印象は
「これが、ドルチェットだと言うなら、今まで飲んでいたドルチェットは全て<傷んだワイン>じゃないか!?」
という事。本当にそうかもしれない。この「ドルチェット・ダルバ2005」には、嫌なものは、何一つ感じなかった。パーフェクト。本当にキレイに出来ている。それでいて、飲んでいるとしみじみと、ランゲの風景が浮かんで来る。それは、あたかも、ネッビオーロが紡ぎ出す、あの、懐かしい風景...。
誤解してはいけないのは、「バローロ並みに美味しい」とか「価格以上の味わいはまるでバルバレスコのようだ」という事ではない。ただ単に、過去に飲んだ、どのドルチェットよりも美味しかったという事だ。最高のドルチェット。それが、今年の1本です。だって今年は、過去最高のバローロも、史上稀に見るブルネッロも飲んでいないからね。

ちなみに、パーチェで飲んだ「キオネッティ」の「ドルチェット・ディ・ドリアーニ1995」が、なんと史上2番目に美味しいと思うドルチェット(笑)。たぶん、こっちを、先に飲んでいたら、こっちが今年の1本になっていたかもしれません。






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Last updated  2007.12.28 00:41:29
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