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2008.06.03
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フリウリのDOC、生産者はジローラモ・ドリゴ。ちなみにこのワインの正式名称は「コッリ・オリエンターリ・デル・フリウリ タッツェレンゲ ディ ブットゥリォ ヴィニェト ロンク ディ イゥリ 1998」となります。長いです。「タッツェレンゲ」というのが葡萄の名前。フリウリの中でも、地域的にはブットゥリォとチヴィダーレに特徴的な品種です。ヴァルポリチェッラやアマローネになる「ヴェロネーゼ」が有名な「コルヴィナ」と同じ系列になります。
フリウリの方言で「ターチェ-レンゲ(ta`ce-lenghe)」が名前の由来。イタリア語にすると「タッリィア-リングァ(taglia-lingua)」となって、すなわち「舌切り」という意味。舌が切れるほど、タンニンが強烈という事らしいです。

(この話しはエスプレッソ誌の「イ・ヴィニ・ディタリア」の品種の頁で読んだと記憶していたので、日記を書くにあたって、再読しようと思ったのですが、記事が見あたらない!! いったい何で読んだのだっけ?)

10年経って、舌をきるほどのタンニンは見られません。それどころか、繊細でシルキー。味わいそのものは、補助品種的な雰囲気がぷんぷんで、カベルネ・フランのような墨汁チックな、アルフォルノした野菜のような、そして、正露丸のような...香り。そして、かなり酸っぱいです。乾いた酸では無く、ジューシーな酸。2日目の今日になって、暗い色合いの果実も出てきました。

不思議な印象のワインです。乾いた、ソリッドなボディは、とてもシンプルで、その上に、湿り気を帯びた、やや屈折したテクスチャが、バランス良く乗っかってる感じ。例えるなら、クールでソリッドなテレキャスターの音が導き出す緊張感と、「クリッシー・ハインド」の艶のあるハスキーなヴォーカルが、絶妙に絡まりあって、音が「かたまり」で耳に(もしくは直接身体の中心部分に)飛び込んで来る感じに似ているかもしれません。

ねえ、ちゃんと聞いてる! 音も液体も重要なのは「どう感じるべきなのか」じゃなくって「どう感じたのか」ってことなのよ!

と「彼女」なら言いそうです。





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Last updated  2008.06.04 01:16:34
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