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テーマ:イタリアワイン大好き!(738)
カテゴリ:ワインコラム
最近、飲んで美味しかった、まずは、ビアンコからです。 手前から、まずは、おなじみラ・ビアンカーラの「イ・マシェリ2006」。旨いです。我が家の「陰のテイスター」である、かみさんが、ひとくち飲んで、ぐいっと、エティケッタに目を向けて一言... 「これは、いつもの、この、ワインより、すごく、美味しいね」 もちろん彼女は、2006ヴィンテージが、アンジョリーノ・マウレにとって、どんなに素晴らしい年だったかを知りません。しかも、彼女が、このエティケッタを見て、まず、頭に思い浮かべる味覚は「サッサイア」です。ということは、 「「イ・マシェリ2006」はいつものサッサイアと比べて、すごく美味しい」 という事になりますね。はぁ。ちなみに、24時間前抜栓でした。 その奥は、かみさんが嫌いな「フィアーノ」です。僕は大好き。かみさんは、より、堅牢なボディでタイトな味わいの「グレコ」が好きです。 このマストロベラルディーノの「フィアーノ・ディ・アヴェッリーノ」は千円台前半の価格からは想像出来ない、上品な酸とミネラルのボリュームを持っています。そのミネラルが、かみさんにとっては鬼門のようで。その上質な<とろろ昆布>のようなミネラルは、発酵アミノ酸由来のやや動物的な油分や昆布の青臭さや塩辛さなんですが...美味しそうでしょ? その奥が「今年の一本」の候補になりそうな「ビアンコ」。ラツィオの新進気鋭のカンティナ、ラ・コステのヴィノ・ダ・タヴォラ。これは、旨いです。マッサ・ヴェッキァのビアンコを彷彿とさせます。まあ、値段も、それに近いですが...。プロカニコ90%、残り10%はマルヴァジア、グレコ、ヴェルデッロ、アンソニカなど...畑も醸造も「超自然派」の生産者。 次は、僕の、大好きな「マルヴァジーア」です。これは、マルヴァジーア・イストリアーナ100%で、生産者はジダリッチ。旨いです。彼は、数少ない「ヴィドフスカ」の生産者でもあります。「ヴィドフスカ」は一緒に買って、まだ飲んでません。楽しみです。 その奥は、コッタネラの「バルバッツァレ・ビアンコ」。うちの定番。2000円以下のインツォリアでは、相変わらず、一番のワイン。エトナの生産者。 最後は、オッフィダDOCの「パッセリーナ2006」。生産者はレ・カニエッテ。この造り手は、以前に、ファレリオ ディ コッリ アスコラーニDOC、を飲んで、ブログにも書いてますね。2005年の9月です。 「樽をつかってないらしい...にもかかわらず、オイリーで濃厚な印象も...ただ、すっきりした酸味で、飲みやすいです」 と書いてます。このパッセリーナも、なんと、同じ印象。ははぁ。なんか、いいかげんだなぁ(笑)。 この造り手のフラッグシップな赤も売っているので買おうかと思ったら...高い。 やれやれ。 次回、最近、飲んで美味しかったロッソ篇は、いつになるのか! お楽しみに。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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