エピソード1
あの夕食会で、いくつかのエピソードをご紹介。 まずM先生との会話でのこと。 三重県の学校職での近況報告をしているとき、 ちびボンの大学院生時代に、M先生の講義を受講したとかしないとかの話題になった。 「あれ?ちびボン、俺の授業とっていたか??」 というM先生。 そして、ちびボンは・・・ 「はぁ・・・そうなんですよね。私も、受講した覚えがなくて。でも、成績表には書いてあったんです。。」 というのも、就職関係上、大学院での成績表が必要で、さらにM先生が受け持っている科目を受講していなければ、今回の就職の話も駄目だったと思う。 「あれ?ちびボン、俺の授業とってたか?」 とあまりにも記憶にないらしく、再度同じことを聞かれる。 「はい・・・。そうなんですよね。私も、授業を受けた記憶はないですが、先生と一緒にケーキを食べた記憶はあるんですけどね~」 「っていうか、俺授業やってたかな?」 ととうとうM先生は、授業を開講していたかどうかまで考え出す始末。。 「いや、先生、授業は開講されていたと思いますよ。FくんとMくんが授業受けていたじゃないですか。」 ・・・オイっ!!ちびボン、自分はどうなんだ!? 「そうかぁ・・・。ちびボン、誰かにレポート書かせたんじゃないか?」 「まさか、そんなことありませんよ~。ははは」 ・・・先生、ごめんなさい。 ちびボン、レポートを書いた記憶すらありませんm(__)m ちなみにM先生は、本当に厳しくて優しいお方で、成績の悪い学生は容赦なく落とす先生。 実際、先生のゼミ生が大学院に進学したいとのことで、先生に推薦状をお願いしたことがあったそうだ。 先生は、正直その学生には、大学院生になって研究をすすめるには、難しいと思い、一度は断ったらしい。 しかし、学生の想いから、推薦状を書いた。 が!しかし!! 大学院入試の面接時、その学生の面接官を担当したのもM先生。 そして、試験結果・・・ その学生は、不合格となった。 M先生は、未だに気にして言う。 「自分の学生を推薦しておきながら、落として、俺は、なんて酷いヤツなんだろうな」 と。学生のことを考え、さらに学生の学力から正当な評価により不合格と判断されたのだろうが、厳しくもあり優しくもあるM先生なんです。 だから、テストすら受けた記憶がないなんてちびボンが言い出したら、ありえない話だと思うけど、本当に取り消されるような・・・そこまでありえそうなM先生なんです。 すなわちちびボンは、その場を笑ってごまかすしかなかったのです(^^;; そして、自宅に戻り、本日の合宿の様子を仲の良い新潟在住のFくんに電話。。 Fくん・・・ 「あれ?ちびボン、M先生の授業とっていた?」 M先生の授業をとっていたFくんでさえ、ちびボンが受講していたなんて知らなかったらしい。。 ・・・不思議な出来事だ。