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しゃぼん玉 消えた
飛ばずに消えた 生まれてすぐに こわれて消えた 風 風 吹くな しゃぼん玉 飛ばそ 1922(大正11) 「金の塔」 作詞 野口雨情 作曲 中山晋平 12月20日、私の胎内に宿った3人目の子どもの命の灯火が消えてしまいました。11週6日でした。あれからずっとこの童謡が頭に浮かびます。 生まれもせずに消えてしまった命…。 『産む』っていう喜びを知っているから、『産めなかった』悲しみや辛さは言葉では表現できません。 はぁちゃんが、あの日から、何度も何度も私のお腹をさすりながら「お母さん、お腹痛いの?先生が治してくれたからもうだいじょうぶ。はぁちゃんが、『イタイのイタイの飛んでけー』してあげるからね。お母さん、元気出して。もうだいじょうぶだから。もうだいじょうぶだから。」と言ってくれました。生きている子どもの姿をみると、生まれなかった子どものことを想像してしまい、涙がとまりません。 小さな子どもは本当に無力だと感じました。お腹にいた子どもはもちろん、今、目の前にいる子どもたちも一人では生きていけません。 この子どもたちにどうか強風が吹かないで…って祈ることしかできない私はなんて無力なんだろう…。 今まで生きてきた中で、こんな辛い日はなかった。そして、時間が経ち、落ち着いてくるにつれて悲しみも増してきて、今は立ち直れるかどうかも自信がありません。 でも、二人の子どもは私無しでは生きていけない…。前向きになるまで少しだけお母さんに時間をください、はぁちゃん、そうちゃん。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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