ちびっこちゃあのちっちゃなしあわせ

昨日の日経新聞夕刊に
母性本能は女性であれば必ず沸くものではなく
周囲の環境で母性本能作動のスイッチがはいるという
内容のコラムがありました。

確かに・・・っていうほどはっきり体感した訳ではないけど
妊娠をしたから、出産をしたから
即自分の子がいとおしいという気持ちが
ぐわわーーーっと湧いたってことは私にはない。

それよりもじわじわと
ああ、かわいいなと思えてきたというのが実感。

昨日、孫三郎が幼稚園の振り替え休日だったので
二人でドライブしました。
なんともいえないワクワクウキウキ
楽しい気分が湧いてきたのです。
横にはいないタンタンをも思い出しながら
ウキウキワクワク、この子達ってこんなにかわいかったかなと
突然思ったのです。ホント突然。
今までかわいいと思ったことがない訳じゃないのですが
その感情とは全く違う気持ちでした。
なんでかはわかりません。

タンタン妊娠中はかわいいお洋服を買ってあげたいと
デパートめぐりなんて気はちょぴっとしかなかった私。
（デパート巡れるほど裕福でなかったのもありますが）
出産後、半年くらいは疲れちゃってヘロヘロだった私。
だけど、ちょっとずつかわいいなって思える気持ちが湧いたのは
ひとつにはこんな理由もあったのかなと思います。

孫三郎のとき、入院しているときは
抱いたり直接授乳（直母）の時間が少なくて
だんだん「この子私の子？本当に？」って思ったのも確か。
初めにたくさん抱っこできなかった彼は
それからゆっくり時間をかけて触れ合ってきました。

もちろん今も二人ともその真っ最中。
初めからぐわっと湧かなかった母性本能を
あれこれと人や物の環境を変えながら
何度もスイッチオンを試しながら
時間をかけて育てていくのもいいのかなと
昨日はそんなことを感じた日でした。


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