ちびっこちゃあのちっちゃなしあわせ

実家近くの神社の節分祭に行った。

年男年女のみなさまがまいてくれる豆には
景品くじがついているそうな。
一等は自転車！

みな必死である。特に大人。
今年は土曜日なので人も多かろうと
必死な大人につぶされぬように子供用の場所も確保されてた。

私はりんりんを抱っこしてママコート着て。
ちびっこだから上でキャッチはできぬし
落ちたの拾うには身重すぎる。
だからぼんやり眺めてたら・・・
目の前に飛んできておでこにゴチっと当たった。

袋入りの豆は案外痛くて
「豆も景品も手にできぬのに当たるだけとはなんたることや」と
ぼやきまくっていた。
そしてその回の豆まきが終わった。

さらにぼやき続け
「ねえ、りんりん」と抱っこで寝ているりんりんを
うつむいて見つめたら・・・

な、な、なんと
抱っこのりんりんと私の間に豆があった。

あああ、りんりんてば私のおでこを使ってキャッチしたのね。

父曰く、これこそ福だ

痛い思いで得た福豆の袋には
五円玉とチョコ数個がくくりつけてありました。