ACシュニッツァー(AC Schnitzer )シュニッツァー・モータースポーツ
ACシュニッツァー(AC Schnitzer )は、1987年設立され、ドイツ・アーヘンに本拠を置き、BMWグループのモデルを専門に扱う自動車メーカー、チューナーである。ACはアーヘンのナンバープレートコードである。
アルピナ同様各種カスタマイズパーツだけでなくコンプリートカーも製造するため自動車メーカーという側面も持ち合わせている。正規代理店を通じ世界約50ヶ国でパーツやコンプリートカーが入手できる。
シュニッツァー・モータースポーツ
ヨーゼフ・シュニッツァーと弟のヘルベルト・シュニッツァーによって1967年に設立された。
兄弟の継父(母親の再婚相手)であるカール・ラムは自動車修理と販売を生業としており、兄弟はともに20代となっていたが1962年にレースを始め、1966年にはヨーゼフがBMW・2000によるワンメイクの選手権でチャンピオンとなるほどであった。1968年には自身のレースチーム運営に集中するため、2人ともドライバーとしての活動は止める。
1970年代になると、義弟であるカール・ラム(通称“チャーリー”)とディーター・ラムもチームに加わり、以後はチャーリーがチームマネージャーとしてレース現場を取り仕切るようになる。1978年に社長のヨーゼフが事故により死去したため、ヘルベルトがその座を引き継いだ。
BMW以外の自動車メーカーの車両も手がけてはいるが、設立当初よりBMW本社、BMW Mブランドの車体をベースに各種のツーリングカー選手権で活躍しており、多くの場合、BMWのワークス・チームとして参戦し、ツーリングカーレース、耐久レースの分野におけるBMWの成功に大きな貢献をしている。
主な勝利レース/獲得タイトル
1976年 ニュルブルクリンク1000キロレース (BMW 3.5CSL)
1987年 世界ツーリングカー選手権(ドライバーズタイトル、BMW M3)
1991年 ニュルブルクリンク24時間レース (BMW M3 Evolution II)
1994年 全日本ツーリングカー選手権(チームズタイトル、BMW 318i)
1995年 全日本ツーリングカー選手権(ドライバーズタイトル・チームズタイトルの2冠、BMW 318i)
1998年 ニュルブルクリンク24時間レース (BMW 320d)
1999年 セブリング12時間レース (BMW V12 LMR)
1999年 ル・マン24時間レース (BMW V12 LMR)
シュニッツァー・モータースポーツは、1987年、ドイツ最大のBMWディーラーであるコール・オートモービルグループと、BMW車に特化したチューニングパーツ及びコンプリートカー製造・販売会社、ACシュニッツァーを設立した。技術提携や資金協力等、両者の関係は深いが、ACシュニッツァーはコール・グループの傘下にあり、シュニッツァー・モータースポーツとの間に直接の資本関係は存在しない。両者の関係を大まかにいうと、レース部門がシュニッツァー・モータースポーツ(コール・オートモービルグループが資金協力)、チューニングパーツ・コンプリートカーの販売部門がACシュニッツァー(コール・オートモービルグループが取り仕切る)、といった関係となる。
シュニッツァー・モータースポーツはドイツ南部のミュンヘンに存在するが、ACシュニッツァーはドイツ西部のアーヘンに存在する。社名の「AC」もアーヘンのナンバープレートの地域コードに基づくものである。2004年 ニュルブルクリンク24時間レース(BMW M3 GTR V8,「BMWモータースポーツ」名義)
2005年 ニュルブルクリンク24時間レース(同上)
今回のE32 750ilハイラインは、シュニッアーのエアロの付いた1990年式の車です。
そして、「一番大変な車」らしい…(苦笑)。
ボディのコンディションが良かったのと、ハイラインだったことと、シュニッツアーのエアロにやられました(笑)。
シュニッツアーのエアロが付いていなければ、いかなかったなぁ~~(爆)