とら猫スリーセブンの大学卒業への道

昨夜のホテルはなかなかよかった。
部屋に清潔感あって、従業員の人も明るいし。
アンケートにいいこと書いてあげよう（笑）

さて福島出張は一泊のみ。
仕事が終わればトンボ帰り予定。
あんまり滞在できる時間がない。

ということで仕事を軽く終わせる（←ほんまかいな・・・苦笑）
んっ？
終わってみると、めちゃめちゃ中途半端な時間。
昼過ぎてるし、晩飯には早いし。
うーん、せっかく名物のラーメンでも食べようと思っていたのに。

と悩んでいると、地元の方に近くに温泉があるのを聞いた。
今後はあまり来ないと思うし（たぶん２度と・・・）せっかくなので立ち寄ってみることにした。
電車で２０分ほどのところ。
なんでも共同浴場があるらしい。
わくわくっ！（←完璧に週末にある試験のことを忘れている）

福島電鉄飯坂線の終点の駅らしい。
そうです！飯坂温泉というところ。
（かなり有名だそうですが、私は知らなかった・・・恥）




平日の日中はあまり本数がなさそうで、時間に間に合うように駆け込む。
おっ！
電車に「義経」って書いてあるし？？？
この辺りも奥州なんだけど、関係あるのかな？
かなりゆったりと電車に揺られながら、小一時間。
いいなあ、ローカル線。
テレビ大阪（東京）系の旅番組みたいだ。
実は、私は旅番組がかなり好きなんです。レポータさせてほしいくらい（笑）

　

飯坂温泉駅到着！！
川の畔にある駅。
温泉町らしいな。
おっ、「ようこそ飯坂温泉」の看板の横に「佐藤継信・忠信いにしえの里」とある。

ほっ、ほう！
義経の郎党である佐藤兄弟ゆかりの地かぁ。
地元のチラシを読んでみると、佐藤一族の居城、ひとつ前の駅にある医王寺
は佐藤兄弟の菩提寺であるとか。
義経も奥州を目指している途中に、この医王寺を訪れているらしい。

ここで発見！
佐藤兄弟には奥さんがいたのか。しらなんだ。
その名は「若桜」と「楓」。
義経と一緒に行動をともにしてからは、ほとんど一緒には暮らしてないのではないでしょうか？
あー、かわいそう。





さて、せっかく温泉に来たので風呂に入ることにする。
といっても多くの共同風呂があり、どれがいいのか皆目検討がつかない。
地元のコンビにのおあばちゃまに尋ねて「鯖湖湯」というところに決定！
なんでも日本武尊（ヤマトタケル）が奥州征伐の時にはいった湯だそうで。歴史ふるっ！

「鯖湖湯」は、ひとつ屋根の木造建築。
少し前まではかなり古い木造建築らしいけど、今はきれいめの木造建築。
その中に男湯、女湯がある。
木戸が閉まってるのでやってないのかと思った。
そばにいるガードマンさんに確認して入る。
（よく見ると入り口横に営業中とあった・・・苦笑）

入ると番台と自販機と下駄置きが同じ狭い空間。
入浴券を自販機で購入して横にいるオジサンに渡す。
なんか直接わたした方が早いような。

下駄箱の次の戸をあけてビックリ！
いきなり湯舟！えっ？
脱衣所はその横。湯舟と同じ空間。
ついでにいうと男湯と女湯との間の仕切りも屋根までの高さはない一体となった空間。
（説明しづらいが、要は屋根がひとつで間の仕切りが無いという空間）
なかなか情緒ある空間だ。
でもいきなり湯舟は相当な違和感。
ガラスとかも当然ないし。

スーツ姿を湯舟の横で着替える絵も我ながら可笑しい絵だ（苦笑）
風呂はめちゃくちゃ熱い。
せっかくきたけど長い時間浸かるのは無理だった。
ふー。
スーツ姿にもどるが、いっそ浴衣姿でビールを飲みたいところ。

表に出てみると、手前には足湯がある。
無料だそう。大阪じゃ有料だったな。
おばさんが入ってたので話してみる。
かなり気持ちいいらしい。
ここだけでも良かったかな。

時間をみると結構たってる。
いい時間になってきたので、最近よく聞く白河ラーメンを狙う。
新幹線、途中下車で行けないかな？
一気に福島駅へ戻る。

結局、停車する列車がいいタイミングでなかったのであきらめる。
そのまま東京駅へ。
ちなみに帰りの飛行機は予約とれず。なので新幹線利用。
金曜日の夜だもんな、しょうがない。
ここって仙台経由の方が便利いいかも。

往路と同じく東海道新幹線で駅弁する。
あー、今回もグルメツアーじゃなかった～！
いつもの東京出張とかわりましぇんでした。
残念（笑）！