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カテゴリ:台湾エピソード
2/21は台湾では元宵節(ユェンシャオジエ)でした。
元宵節は旧正月から15日目にあたる日で、 新年最初の満月の日、お正月が明け春が来るといってお祝いをする日だそうです。 私はあまり知識が無かったんですが、ちょうど中国語の先生に色々教えてもらい、 街がにぎやかになると聞き、 在台2年(だったかな?)のお友達と一緒に色々体験してきました 市内で一番有名な廊(神社)に行くと前のロータリーには干支のねずみの大きなランタンが。 廊内では、沢山の提灯が展示されてました。 鼠年だから、ミッキーの提灯やリス、カンガルーまで(?)ありました。 夜になるとこんな感じに明かりが灯ってとっても綺麗。 元宵節には湯圓(タンユェン)を食べる風習があるらしいので、 早速私たちも湯圓を食べさせてくれるお店を探すと・・・ 客家湯圓なるものを発見*客家・・・台湾の部族の一つ。私たちの住む新竹にも住んでいて客家料理も有名。 白いお団子が湯圓の事。ここのは海苔や野菜が沢山入っていて、 お出汁がきいて、とっても美味しかった。 どちらかと言うと日本のお雑煮に似た感じかな。 子供たちも喜んで沢山食べてくれました。 さらに道を進むと湯圓を作ってるお店を見つけました。 ここのは中に餡が入ってて、それを粉の入ったザルを回して丸くしていってる様子。 餡は、肉・落花生・小豆・胡麻など。 私たちは家でも作ってみようと、小豆などの甘い系をセレクトして購入 その他、新竹名物「潤餅」を食べたり、中国語の先生に教わった美味しい粽屋さんで食べたり、 最後にはデザート!とばかりに小豆の入ったしるこ風湯圓を食べて、 お腹はいーっぱい。っていうか食べすぎ ・・・と、ここまでは予定の範囲内だったのですが、 台湾では、夜に気球のようなランタンや花火をあげて祝う風習があり、 私はお正月にその放天燈を花連で体験したんですが(花連1日目)、 友達からそれを一緒にやらない?とお誘いをうけ、ちょうど旦那さんも出張でいないので、 お友達家族にまぜてもらって、参加してきました。 場所は近くの漁港。行って見るとすでに何個もの天燈が飛んでました。 それに私たちも混ざって、願い事を書いた天燈を空に放ちました! まわりでは花火もすごい勢いであがってます。 街でもここでもいたるところで打ち上げ花火が売ってて、 それもかなり大掛かりなものもあり、それを一般の人たちがバンバンとあげてるんです。 賑やかだし、綺麗なんだけど、あまりにも近くでやるから若干怖い。。。 朋也は私にしがみついてました この日夜になると子供たちは小さな提灯を持って歩くというので、 朋也たちにも用意してあげました。 これは街の雑貨屋さんなどでこの時期になると並んでます。 干支の鼠やら、子供が好みそうなキャラクターもの、去年のじゃないの?っていうような、豚(猪年だから)のものもありました。 どれも明かりが灯って音が鳴ったり動いたり。 お値段は(約350円~800円くらい) 放天燈の後、花火を横目に近くの漁港の2Fでシーフード料理を堪能 その間もすっごい花火。下手な日本の小規模の花火大会よりずっとすごい迫力でした。 朋也たちは食事もそこそこにまた花火を鑑賞。 きっと市内ではもっとすごい花火がやってるよとの友達の旦那さんの提案で、 昼間来た、廊の方へ行って見ると・・・ ほんとにすごい・・・お店の人が目の前の道路で花火をあげてる ちょっとした駐車場スペースでは既にあがった花火の残骸が山になってる。 街中、煙でけむってるし。 写真で、花火のすぐ横を車が通ってるの分かるかな? 普通の道路で何の前触れもなく、もちろん警察に許可なんて取ってるようではなく、 いたるところで、こんなのが繰り広げられてます。日本じゃ絶対ありえない!! 次の日は普通の平日金曜日。 なのに、街には人も溢れてお祭り騒ぎ。台湾の人は元気だなぁ。 今日は一日、目に舌に、台湾を満喫した一日でした。 これぞ駐在生活!楽しかったぁ そうそう、ちょっとしたエピソードですが、 昼間出かけようとマンションの玄関を出たところ、 通りすがりの原チャリに乗ったおばさんがなにやら話かけてきたの。 子供がどうのって言ってるけど、まったく分からず 何かと思ったら、『あたなに』って朋也に手作りできる提灯キットをくれました。 ほんと通りすがりの全く見ず知らずのおばさん。 朋也に提灯キットを渡すとニコニコして帰っていきました。 どこかでもらったものなのかもしれないけど、 言葉も分からない親子に、声かけてプレゼントしてくれるなんて、 台湾の人たちの気さくな人柄ならではだなぁってあったかい気分になりました。 P.S この日旦那さんは出張で遅くまでお仕事だったそう。 ごめんね。私たちだけ楽しんじゃって。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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