ｔｉｋｏ’ｓ　ｒｏｏｍ

今度の日曜日は母の日ですねー。
ここ台湾でも母親節という名前で母の日があるようです。
でも、日本のように母の日といえばカーネーションというわけでもないようで、
セブンイレブンでは、母親節のお祝いにケーキをって感じで注文を受け付けてるみたいだし、
ケーキ屋さんもお祝いのケーキを用意してるみたい。
友達に聞いたところ、母親節は夕食を家族で食べに行くというものあるそうな。
ママの日頃の労をねぎらうのはどこも一緒なのかな。

そして、我が家でも一応、私は『母』。
誰か私の労をねぎらってくれる人はいるのかしら･･･なんて思ってみたり。

そういえば、去年の今頃、
参加した地区センターの育児サークルで、
カーネーションが子供たちに渡され、
それを「ママに渡してくださーい」っていうのがありました。
朋也はまだ意味もよく分からず、私に渡してくれたけど、
なんだかちょっぴりじーんとしちゃって、
『いつかちゃんと意味も分かってこうやって感謝されたら、感動するかも・・・』なぁんて思ったのを、
思い出しました。

そして今日、朋也が寝る時の事なのですが、
いつものように添い寝で寝かしつけようとしてると、
朋也が私に向かって何か言ってる。
「ママ、ごにょごにょごにょ・・・」
良く聞き取れなくて、
でも、再び同じような事を言ってるようなので、
何を言ったのか聞いて見ると、
照れ笑いする朋也。




照れ笑いして･･･

「だいしゅきー」(小声)


と、言って、
また笑ってそっぽ向いてごまかしてました。

同じ誕生日月の女の子に比べると、
言葉の発達は結構遅い朋也で、
ようやく最近になって、ずいぶんとお話もするようになったし、
その意味も分かるようになってきたかなぁと思ってたけど、
こんなにしみじみと、
人に対して言葉で愛情表現するのは初めてだと思う。
しかも、何の前触れもなく(もちろんそんな事言わせようとしてないよ)
突然だったし。

親ばかで、しかもマザコン？って思われるかもしれないけど、
こんな事言ってくれるのは今だけだろうし、
毎日怒ってばかりだったり、
『ちゃんと相手出来て無いかも』なんて朋也の寝顔を見ては反省してる私としては、
やっぱりちょっとうれしくて、
これが彼からの母の日のプレゼントかななんて、勝手に思って、
ちょっぴり心に留めておきたいエピソードでした。