2005年03月の記事一覧 | ちくでん村　mugibatake専用別館 - 楽天ブログ

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2005年03月の記事

全26件 (26件中 1-26件目)

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庭の概念についての覚え書き3

庭はどこで庭となるか。設計者の図面においてだろうか。施主の意識の中だろうか。それとも具体化された工事の果てにだろうか。あるいは住み着いた者の日々の積み重ねだろうか。　荒れ果てた庭、あるいは破壊された庭、そんなイメージが存在する。ということは、誰かがそこに住み着くことで、その時空間は庭となり、そして庭は主を失って漂泊し朽ちてゆくのである。庭のために準備されたスペースというものがある。しかしその空間は未だ庭とは呼ばれない。暮らしの場、逍遥の場、作業の場としての憂慮が、未だ庭と呼ばれないそこには欠けているのだ。　庭は人間の日々の暮らしの憂慮の中で庭となる。そう言ってよいだろう。　あらたまって言うなら、人間の日々の暮らしの憂慮が形作る装飾的リフレインの場。それが庭である。その装飾はレンガであったり、自然石であったり、あるいは朽ち果てた城壁のまがい物であったりする。また枯れ山水であったり、方形プールであったり、様々な植物や動物であったりする。　ただ、具体的な道具が、その庭に所属することはない。たとえば箒は、庭に置かれた道具であって、庭の構成物ではない。およそ無駄に置かれた物、生えたもの、具体的な用途を持たず植えられたもの以外は、庭に置かれた、あるいは巣くう何々となるのである。　キッチンガーデンのレタスは、それが朝食用として用途付けられている限り、ガーデンの変奏装飾の一部では無いのだということである。庭には贅沢な浪費が必要なのだ。

2005年03月31日

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些細な嘆きの備忘録

　枝のてっぺんで萎びてしまったやつまで、小柄なユズの収穫は全部終わった。些細な香りが、貧しい食卓を少しは豊かにしてくれたようだ。　夏みかんもいくつか出来たが、これは皮が硬くてとても食えそうに無い。味も、高知から購入した文旦などとは比べ物にもならない。　しかし我が家のミカン類は農薬っ気ゼロなのである。無農薬でミカンを作ったら、市販のものとの違いが本当に良くわかる。虫に吸われて皮が分厚いゴツゴツになり、収穫しても腐りやすくて、とても見栄えの良い売り物とは比較にならない代物が出来上がる。逆に言えば、見栄えのいいミカンは全部薬漬けなのである。　熟れていない酸っぱいトマトしか食わなくなったのは、いつ頃からだろう。トマトは本来とてつもなく甘くジューシーな代物なのである。日持ちのする、見栄えのいい強い品種が市場の主流となって久しい。戦後世代の消費者が、味より見栄えばかり気にするようになってから、あのピンク色の酸っぱいトマトが出回りだしたように思う。今や甘いトマトは、皮の硬いミニトマトだけのような気がする。

2005年03月30日

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嘆きの備忘録2

　ついに映像処理に使っているrx72パソコンが反逆を始めた。osはwindows2000なのだが、システムによる勝手な書き込みやアクセスが甚だしいので、最近はネットからも外し、システムの権限を奪うことに熱中していた。そしたらついに小生がバックアップして保存してあるvobファイルを、その保存ホルダーごと勝手に消し始めたのだ。昨日vobutilでバラシてホルダーを作って、移動したファイルだけが、きれいさっぱり消えている。それともこれは小生のおつむの備忘録が消え始めた証拠なんだろうか。　その今日、初めて山桜がポツンと咲いているのを見た。里桜の仲間は、まだまだつぼみのようである。早春の冷気の中で、たった数日の一斉開花。過去の申し合わせは、種族が変異していく中で、微妙にずれていく様子だ。　「あなたと二人で来た丘は港が見える丘　色あせた桜ただひとつ　寂しく咲いていた。」という、物寂しげな歌謡曲を思い出す。　青春期の頃には、満開の桜に季節の躍動を感じていたはずだ。その頃の情緒は、しかしすでに思い出せなくなって久しい。抒情詩として定着させたはずの多くの備忘録も、意図して残さなかったので、いつしか置き忘れた過去の時間に散逸してしまった。　そうなのである。パソコンのファイルも備忘録も過去の時間、過去の失われた時を置き忘れまいとする空しい努力だ。時は、実は未来から到来するものであるのに、過去の隙間に置き忘れているように思ってしまい、無駄に探すことを繰り返してしまう。嘆息しても、嘆いても、過去のメモには憂慮としての時は住んでいないのに。

2005年03月29日

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嘆きの備忘録

物忘れが激しくなった｡大昔に覚えたことは忘れないが、最近の記憶はすぐになくなる｡ついニ、三年前に、手引き書と首っ引きで自分で書き込んだはずのｖｂコードの文法が、もう思い出せない。映像を最大画面にしたときトラッカーを消すプロパテイを選ぶだけの作業でも、結局、試行錯誤で全プロパテイを試してしまった。先日やったはずの、windows終了を長々と待たずパチッと消すレジストリ操作も、もう忘れてしまって出てこない。　脳細胞が不足しているのか、それともニューロン結合の端末が減っているのか。最近はもう備忘録の山である｡備忘録を残したことさえ忘れてしまう。そのうち、言葉が消えだしたら、と、考えるのも恐ろしい。　恐ろしいというより、嘆かわしい。日頃、アイデンチチイに気を配らない人でも、それを奪われることはこの上なく嘆かわしいだろう。パレスチナの歴史ｔｖを見ていて思った。彼らはアラブへの希薄な帰属意識で細々と伝統に立脚して暮らしてきたが、ユダ族に国土を乗っ取られ、ヨルダンにヨルダン人として名乗ることを強要され、今度は米国の策略でテロリストとして名指されて抹殺されようとしている。　自分が自分でなくなるだけさ。米国に移住して米国人となって、アメリカンドリームを追い求めたらいい。そう言われて納得できる問題だろうか。

2005年03月28日

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ニロギを食った

　久しぶりにニロギを食った｡ニロギというのは高知では庶民の食い物だが、県外で出会うことは、まずありえない｡小あじにも似た平べったい魚で、ゼイゴやウロコなど皆無｡丸ごと食える小魚である｡焼き網で焼きながら、三杯酢にジュウンと音を立てて漬けて食う｡　普通は生魚なのだが、楽天の出店で買ったこれは干物になっていて、おまけに塩味がきつくて、水で戻してもまだ塩からかった｡日持ち良くするためだろうが、こうなると懐かしい味も台無し｡それとも、伝統の味も、こんなに塩辛く変わっているんだろうか｡　超高級ウルメ（メザシのことです）というのも同じ便で取り寄せたが、普通の特大ウルメで、なんら高級品ではなかった｡値段が少々安かったので、特級品との出会いは無理かなと思ったら、やっぱり値段相応の品だったわけ｡昔の相場しか知らないから、今の値段の水準で考えるしかないが、そもそも油の乗った超高級ウルメなら、１本１０００円近くするはず｡最近は、こんなのは獲れず、また商売にもならないんだろう｡　さわち料理に欠かせなかったタビエビ（ウチワエビ）も、可愛い可愛いサイズしか出回らなくなってしまった｡

2005年03月27日

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空を飛ぶ夢、架空の記憶

あなたも、夢の中で鳥になって飛んだことがあるだろう。それは快適さより、むしろ足が地につかない覚束なさの体験だ。力の入らない両腕で浮き上がろうともがき、時には恐怖も味わったはずだ。特に高速で大空を舞うとき、決まって高圧電線が蜘蛛の巣のように迫ってきて焦ったはず。　空を飛ぶ夢というのは、架空の記憶であるとともに、実は恐怖の夢なのである。足元が痺れるように振動する電線に群れて、あなたはそんな記憶をやかましくお喋りする｡やがて空腹が、あなたを地上でうろつかせる現実に呼び戻す。渚で、震えながら拾い食いしていた遠い過去の日の現実へ

2005年03月26日

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庭の概念についての覚え書き2

文化というのは、言葉や庭園様式といったことでわかるように、具体的な形、特徴的な傾向を持っているように思われる。文明のような、よく考えれば意味不明、曖昧模糊とした、虚栄心をくすぐることが目的の概念ではないのだ。　庭園は、文化形式の一つである。世にいう文明人も野蛮人も、同じように庭園を持つという意味である。そしてそれにはもう一つの意味がある。近代的な庭とか、進歩的な庭とか、優れた庭とかいったものは、庭園の本来の姿を言い表したものではないということである。それは施主の財力や、造園技術者の技量を言い表していても、庭園本来の文化形式とは無縁だということである。　つまり中国庭園と日本式庭園とどちらが優れているかなどという論述は、もとよりナンセンスであろうが、竜安寺石庭とあなたの石庭園を比較することも無意味だということである。　文化としては、具体的な形を持った様式、その傾向が読み取れるのが普通の庭園である。これは偶然出来上がるものであろうが、実際には風土や、言語、風習、伝統、そして思想が形作っていく、装飾的リフレインなのだ。庭園は、風土や、言語、風習、伝統、そして思想を表現しようとして製作されるわけではないのである。　つまり庭園は、詩であるよりむしろ詞だと考えたほうがよい。　しかし一方で、庭園は明確な目的を持って形作られていると考える人がいる。　これは誤りであると考える。確かに具体的な形、具体的な傾向をもつが、それは目的をもったアレゴリカルなものでも、また暗示するためのものでもないのだ。その傾向が見えるだけで、実際にはなんら具体的に役立たない無意味な飾りであることを、その様式の随所に見出すべきである。そもそも、庭園の様式が峻厳な思想を語っていたら気持ちが悪いだけでなく居心地も悪かろう。　庭園で最も重要な点は、居心地の悪さではなく、くつろぎと余裕、無駄、贅沢、豊穣な自然との調和を招く形式だろうからだ。くつろぎ、余裕、無駄、贅沢、豊穣な自然との調和を目論んで、明晰判明に計算づくで仕立てられたものでは、とうてい庭園と呼べるものにならないのではあるまいか。

2005年03月25日

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庭園論メモ1　　

装飾の時空間、遊びの時空、余裕（ゆとり）の場、論議のひろにわ、どんな言い方をしても、指し示すものは同じだ。　囲い込まれた個人の仮想時空である庭は、それが架空のもの、無駄なもの、余計物という外見を持っていながら、常に様々な文化様式の担い手として人間の営みの中心にあった。一見、不要なものでありながら、最も珍重される不動の地位を占めていた。　僧侶を焼き殺すような、魔人にも似た信長でさえ、戦乱の中で庭を愛でたのである。およそ庭の欠落した文化様式など、存在しない。　せまっ苦しい安アパートのベランダの隅とか、はなはだしきは路地裏の通路の白壁に、その文化様式は、割られた瀬戸物の見事な装飾となって自己主張する。　こういった庭の概念はどこからくるのか。庭が庭として、常に無駄に終わりそうな自己主張する、その脆弱そうで頑固なあり方は、まるでホームページやブログのあり方に似ている｡こういった文化の背景は、いったい何なのか。　シュメールの昔、庭はエ・メ・サルと言ったらしい｡　直訳すれば「家」・「目（神々の力＝媒介）」・「女たち」である｡　膠着語圏における井戸端会議は、当時から女達が担っていたのだろうか｡ちなみにエ・メで「言葉」のことである｡　庭の文化様式の背景には、この「エ・メ」という、すでに我々の文化の中で真実の姿を隠してしまった「言葉」が隠れている｡　庭には、現代人の忘れてしまった文化そのものの秘密が詰まっているのだ｡　逐電文庫庭園論

2005年03月24日

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夢に見る車2

麦畑は生育旺盛となる時期だが、なぜかmugibatakeは、この時期にダウン｡治りにくい風邪で、ゼンソク再発だと思っていたら、なんと肺炎だと言われ、点滴までされてしまった｡　そういえば、最近は悪夢でうなされることが多かった｡　昨夜の、実にけったいな車の夢を思い出してみる｡　ビルの上の階から、下の駐車場を見ていた｡そこには本当に巨大な乗用車がとまっていた。ベンツらしかったが、そいつは大き過ぎた。普通の乗用車の４台分くらいのスペースを占有していた。よくみると前部がクラッシュしていて、どうやら敷地への入り口が狭すぎたので、門柱にぶつけたようだった。ちょうど大勢の車が到着したところで、狭い駐車場は混乱を極めていた。　そこから先は、なぜかこの車のドジな運転手が、とても見ちゃ居られないクラッシュをし倒すという、ヒヤヒヤで目も当てられない気の毒な展開となる。これは何かのアレゴリーなんだろうか？

2005年03月23日

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ieを使って、あなたのwindowsは覗かれている。

ネットスケープしか使えるようにしていないのに、windows上ではie（インターネットエクスプローラー）の痕跡が残る理由がわかった。　特定の会員サイト（例えばヤフー）などで、wmvの鍵つき映像を配信するとき、先方の送り込んだ何かが、こちの機械のieを呼び出して、それを使ってmedia_playerを動かそうとするのである。　media_playerなら、ネットスケープ7からも起動できる。普段は横柄なieは破壊してあるので問題ないが、ieのクッキーしか扱わない不埒な配信サイトが、ままある。（例えばヤフー）　netscapeで何度クッキーを使える設定をしても、配信サーバーへログイン出来ないので、ためしにieのクッキーを使えるようにしたら、一発でつながった。つまりヤフーではマイクロソフト社に全てをさらけ出したログオン状態でなければ、メデイアプレイヤー用の鍵つきストリームは配信しません、というわけであるが、その旨の表示はない。こちとらはヤフーと契約しているのに、影で第三者が隠れて覗いているのである。　これは極めて危険な考え方のように思えるが、どうだろう。　

2005年03月22日

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狂牛病疑惑の品を押し売り

　ライスという、ふざけた名のオバサンが狂牛病疑惑の品を押し売りにきた。首相の返事が煮え切らないので、半ば脅迫紛いの捨て台詞を残していったようだ。報復関税合戦となれば、困るのは連中も同じだ。脅迫、恐喝の類には断じて応じてはならない。　そもそも危険なことが危惧される品を、商人ではなく政治屋が売りこむ、というその魂胆が基礎から間違っているのだ。危険性がないかどうかは、ちゃんと全頭科学検査を経た上で、輸入側の専門の科学者たちが決めるべきこと。　「どうせ安物の庶民向けの肉だから、高くつくとあんたらも困るでしょ」、などという態度は「日本人が生命の安全を何よりも尊ぶ庶民主権の国である」ことを馬鹿にしている。国民健康保険もなくて、貧乏人は医者にもかかれない短命な国が、同じ国内向けの政治感覚で、世界１の長寿国に言うべきことではないのである。

2005年03月21日

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怠惰なバードウオッチングの話

　パチパチ、コトコトという小鳥の鳴き声で目がさめた。チュンチュンではない。どう聞いても、コトコトと言っている。我が家の二階は、鳴き声を聞くには格好のバードウオッチング場だが、寝床で聞くので、待ち受けて姿を見ることは少ない。　よく聞いていると、実に様々な鳴き声がある。人間の言語のようなものだろう。この団地に越してきた最初の年には、闇夜の空を、セルモーターのような、けたたましい音をたてて飛ぶヨタカの鳴き声に驚かされたものである。ブッポソウ、ブッポウソウと、遠くで不気味に鳴くやつもいたし、屋根のうすっぺらいスレート瓦わらを、力任せに叩き割ろうとする不埒なキツツキもいる。　そういえば、小公園の向かいにある野池では、夏にカワセミを見たことがある。いつか写真を物にしてやろうと思うのだが、安物のデジカメでは、被写体は点だ。昔使っていた一眼レフは、水銀電池の製造が中止されて以降、お蔵入りしている。撮影や録音は金がかかるが、寝床での怠惰なウオッチングは只だ。只で始める趣味こそ、価値がある。　

2005年03月20日

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言語の話をしよう。

言語の話をしよう。外国人でも、出稼ぎ者やインテリなら英語をしゃべるだろうが、普通の庶民は外国語などしゃべらない。日本に来る外国人の多くが韓国と中国である。あとは南米の日系か出稼ぎのフィリピン、インドネシア人くらいだろう。米国や英国人というのは稀だと思う。　そんな彼らに話をしようとしたらどうなるか。　当然、日本語で話しかけることに相成る。彼らは当惑し、こちらは頭を抱える。中国人とは本来漢文で筆談できるはずなのだが、彼らの漢字が、ことごとく簡体字なるものに変わってしまって、筆談は、もはや絶望的である。それでも、地名や固有名詞など、いくばくかは通じるのが救い。漢字文化に、ほっとする部分もある。　韓国人に至っては、漢字、それも康煕旧字体のそれが通用するのは一握りのインテリであるにすぎない。庶民はハングルしか解さないので、言語の隔たりは中国人や英米人とは問題にならないほどの疎遠な外国となる。横文字は学校で習うので、意味がわかんなくてもなんとか読めるが、ハングルは、まるっきし読めないのである。アラビア文字やインド文字も同様である。　　いまや世界共通語となるつつある英語であるが、歴史的には底が浅い。ケルトやローマやヴァイキングの世界に、ゲルマン系の征服者連中が混ざって最近出来た新言語である。　多くの野蛮な征服者（ギリシャ、ローマ、そしてヨーロッパ人）たちが来る前の旧世界で、ほとんど世界共通語のように使われて一般的だったのはアッカド語。その前はシュメール語（日本語と同系等のウラルアルタイ語＝膠着語）であった。　遣隋使や遣唐使の時代、日本のインテリは中国人と、漢文で、ほぼ完璧に筆談が出来た。そして燕の末裔である渤海や契丹の支配階級の人々と、日本の貴族とは、片言ではあろうが、直接会話が出来たらしいと言われるのだ。倭人祖語のようなものを想定すべきかもしれない。

2005年03月19日

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もっと車間距離をお願いします。

　汚くしているせいで、まともな車に見えないのかも知れないが、最近ピカピカの軽自動車、それも若い女性にせっつかれることが多い｡そんなにくっついて大丈夫？と、心配するくらいくっついてくる｡　ヨーロッパの道を走れるような外車の多くはタイヤの滑り止め装置もついているし、ブレーキ系統は特にしっかりと作られている。たぶん、緊急時の制動距離は、軽乗用車などより遥かに短くて済むと思われる。　ＡＢＳもついていない二代前のvolvoに乗っていた過去に二度ほど、赤信号や一旦停止標識の手前で、そういった車に後ろから当たられたことがある。事前に軽くブレーキを踏んで警告してから、ブレーキをかけているのに当たって来た。赤信号や一旦停止の標識など、見ていないのである。　小生の車なんぞ、確かに査定値は只同然だが、修理費は国産車とは比べ物にならない｡表向き、ほとんどわからない程度の軽微な傷だったし、車屋任せだったからいくらかかったのかは知らない。それでも軽の前部はグシャグシャだったから、多分、自分の車を買い換えるくらいの経費は請求されたのだろう。怪我がなかっただけ幸いであるが、もっと車間距離をお願いしたいものである。怖くて、まともにブレーキも踏めない。

2005年03月18日

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デンドロビュームについて

わが国でよく見かけるデンドロには3つのタイプがあるように思う。（私見）　一つは山本デンドロビューム園の交配に代表されるノビル系デンドロビューム類。これはヒマラヤ原産のノビルを中心に交配された園芸種のグループで、最もポピュラーなものである。次に良く見かけるのはデンファレというグループで、東南アジアで栽培されることの多い、わが国では切花で出回ることの多い高温性のグループである。　三つ目はセッコクとかトサエンス、つまり国産原種の血を引いたグループである。これらは作りやすく、大株に出来るので結構豪華なのだが、花持ちが劣るため市場では目立たない。　劣悪な環境のネコの額温室では、強健な品種のみが生き残る。サオトメという純白のノビル系品種や、ピンク色のレッドフェアリー”マリ”、そして乾燥に強いデンファレが勢力を広げている。緑に近い色の出るトサエンスは、絶滅した。

2005年03月17日

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近親憎悪を煽るのは簡単だ。

　ノムヒョン大統領は、自分の支持率維持のために失敗の無いジョーカーカードをきり始めた。一方、小泉氏も自己アッピールのために効果的なパーフォーマンスのことしか考えていないように思える。更に島根県議会までが、なぜこの時期に、憎悪を煽る自己主張が必要なのか。　近親憎悪を煽るのは簡単だ。時期こそ異なっても、日本人の血筋のほとんどは朝鮮半島からの渡来者だろうし、天皇家ですら、百済人の家系である。（桓武平氏の母は百済武寧王の血筋である）　瞬間激怒症だけで、全く反省の無い、島国根性剥き出しのノーテンキ日本人も、恨には自らを容易に委ね、主張には骨身を惜しまないが、遠慮とか思いやりの見えない韓国人も、むしろそんな憎悪を煽ることで、誰が本当は利益を得るのかを熟考すべきであろう。　（実は小生も、救いがたい瞬間激怒症です。先日も、赤信号停止中に無謀な追い越しをかけてきた若造を、ぶっ殺してやろうと思って追いかけ始め、途中で思い直して止めました）

2005年03月16日

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米国は、なぜすべての輸出牛のbse検査をやらないのか｡

米国は、なぜすべての輸出牛のbse検査をやらないのか｡　コストだけの問題で無いことは明白である｡輸入側が一部負担していいと言っているのにその気が無いのは、ほかに表ざたに出来ない理由があるのだ｡　そのうえ、今度は政治圧力で押し切ろうという構えである｡アホな日本人に、もっともっとアホになる汚染された肉を食わせたいようだ｡将来紙切れになることが決まっている米国債を、もっともっと買い込ませるためにも？

2005年03月15日

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鳥の化け物に襲われる夢を見た。

　久しぶりの悪夢だった｡巨大な鳥は大映のギャオスなんぞではなくて、どうみてもカラスの化け物だった｡近所の家が次々襲われて、人がバリバリと食われている音を聞きながら、隠れた家の中で息を潜めて恐怖に震えるという、とんでもない夢だった｡　鳥の先祖は、どうみても恐竜である｡今は我々が食う方だが、上述の悪夢は太古には日常的な出来事だったんだろう｡

2005年03月14日

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アップデートは危険行為です｡

アップデートした結果、にっちもさっちもいかなくなっていた富士通の機械でのpdf閲覧ツールのトラブルがやっと解消｡　アドビのreader6の日本語インストーラ版では、windows_me上でnetscape7の最新版を使うことなど、どうやら想定していないようである｡reader６をインストールしようとしたり、無理に終わっても、単体で起動するたびに奇怪なフリーズを起こしていた｡　今回、オンラインインストーラ版ではなくｈｄｄ上からの起動版で、文字化けしながらも何とかインストールを終えることが出来た。これをnetscape上で6.2にアップデートして、やっとpdfファイルの閲覧が出来るようになった｡アップデートというのは本当に怖い｡　自分の機械のwindowsでは快適に動くnetscape4.7を使いながら、なんでアップデートが必要なのか未だに疑問｡　確かに楽天のホームページで、ほぼ２割以上のサイトが見られなくなった｡初心者のサイトに多いようだが、これはインターネットエクスプローラーの最新版の機能を底辺で使おうとする、むこうさんの作りが基礎仕様の違反をしているわけで、こちらのブラウザが悪いわけでは無い｡　そうかと言って、不用意なアップデートの結果、動かなくなるソフトが次々と出てきて、そっちの方がよっぽど怖いというのが現状である｡特にOSのアップデートは、初心者では、まず間違いなく泣きを見る｡メデイアプレイヤーのアップデートなどでも、ocxのバージョンが勝手に書き換わって自家製の粗雑なソフト類が全滅するという酷い結果を招いた｡インストールしてある何十ものソフトのocx類を、いちいちソースから入れ替えねばならんというのは不都合極まりない。ブラウザのアップデートもトラブルの原因だ｡ｄｖｄ－ｒのファームウエアーのアップデートでも、結局機械本体を潰してしまった。　それに比べたらlinuxでの不具合いは、難儀すぎて、いずれも笑い話だった｡　息子用に最新型のｘｐ対応機械を買ったので、これにredhatの最新版を入れたのはいいが、なんとランボードがギガビット転送用の超最新の代物だった。対応して動いてくれるデバイスがなかったのである｡　ｘｐを入れたら、liloを使ってのヂュアルブートも出来なかった｡　クライアントに使っているasus機械でのmozillaブラウザのアップデートでは、フォーム枠がはみ出て、ボタンが消えていることに二ヶ月も気がつかなかった｡（自己嘲笑）　そもそも横文字が得意でない人に、redhatは、どうやら無理な気がする｡電話線時代に使っていたlaser5が、よっぽどわかりやすかった｡日本語の環境が進んでいるものもあるようなので、vineとかに乗り換えようかとも考えている｡

2005年03月13日

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流行の電脳日記（ブログ）は仮想庭園を飾るリフレインだ。

　ウエッブにおける日記的なものにおいては、常に真の主題は隠れている。たとえばパソコンをテーマにしていても、それは見せかけであることが多い。ホームページで扱われる小日記は、それを書くこと自体が目的で書かれる個人日記と違って、最初からマルチメデイア公開を念頭に製作されている。つまり・・・・という主題をめぐって公開用に製作された装飾品なのである。　このような装飾品のことを、例えば楽曲の上ではリフレイン（変奏曲）と呼ぶ。　主題は装飾的なリフレインの間を縫って、しらぬまに展開し、発展していく。　メタファー（隠喩）とはまた違った意味での隠れた主題（テーマ）が、そこにはある。　日記はいつでも、その主題に問いかけ、捜し求めて書き綴られるもののように思われる。これは厳しい批評精神を主張し、その担い手であることを標榜していた現代詩壇の人たちが最も嫌っていた手法だが、いまやウエッブ世界では主流だ。　しかし借り物のパソコン、借り物のサーバー、借り物のブログツール、借り物のページというのは・・・・良く考えると惨めな仮想庭園だ。

2005年03月12日

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春の園芸計画

今ごろ、こんな計画を立てても手遅れである｡　春花壇の植物の多くは二年草であり、たとえばカンパニュラなど、昨年の５～６月頃からの準備が必要だ｡しかし、高くつくが、プロの育種した苗を購入して誤魔化すという手もある｡どうせ計画倒れに終わるのだから｡　今年は、無秩序に増えた鉢植えをなるべく地植えにしてしまおう｡そうすると、気候や条件の向き不向きが良くわかるはずだ｡　日本で良く知られている園芸植物の多くは北ヨーロッパで育成されたものが多いため、夏場には息も絶え絶えとなる。そして、その多くは消えてしまう｡日本の夏は、熱帯圏の気候なのである｡　それでも日本の気候風土にあった植物より、ヨーロッパの亜寒帯の風土に適した園芸植物を追い求めてしまうのが、園芸コレクターの宿命である｡植物には気の毒だが｡　今年もホクシャの夏越しに挑戦してみたい｡

2005年03月11日

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反省の無い失敗は、いずれ繰り返すことになる。

カーチス　ルメイという名の殺人鬼がいた｡彼とその仲間は、女子供の区別無く数十万人の市民を標的として無差別に焼き殺すことを主張し、実行した｡われわれはこのことを忘れてはならない｡　キリスト教徒でありながら、彼の命令にしたがったことで罪悪感に悩まねばならなかった搭乗員は数少ないが、そんな事態に至ったことを反省した日本人は、被害者でありながらもっと数少ない｡それどころか、今や被害者意識すら無い。　反省とは、準備も無く、勝てる見込みも無い戦争を、世論だけで引き起こしてしまった自分たちの罪への反省である｡反省の無い失敗は、いずれ繰り返すことになる。

2005年03月10日

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hpは仮想の庭園である｡

　庭園の必要十分条件を考えてみよう｡　住居に付属する個人的なユーテイリテイ、囲われた私的な領域｡そしてそれは極めて個人的な収集の様式的な陳列であり、公開だ｡同時に遊びの空間、装飾的で無駄なリフレイン（装飾的な繰り返し）でもある｡要するに特定のものに用途付けられていない無駄なスペースなのである｡　つまり庭園は、貴重なデーターベースや洗練された文化様式や形式でありながら、同時に遊び心の発露、無駄な繰り返し、架空の個人コレクターの隠れ家でもある｡　　そして電脳上の仮想庭園では、これまでの庭園で扱われてき木石や植物が、ｈｐのマルチメデイアデータに変貌しただけの話だ｡ｈｐは、どこから見ても個人の公開庭園なのであるように思える｡

2005年03月09日

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ゲームの魅力

　最近ずっと、シビライゼーション2という古いwindowsゲームに凝っている。もう数百回はこのゲームをやっただろう。なぜこれが魅力的なのか考えてみた。　0から出発して、独自の文明を築き上げる。これはもちろん面白さの一つだ。　敵が何種類もいて、それぞれ違ったパターンで邪魔してくる。中には味方のふりをして邪魔してくる。これも、もちろん魅力の一つだ。　操作が単純で、小難しい設定がいらない。　世界はもともと見通しが利かず、自分で暗闇を切り開いていくしかない。　初期には自制と忍耐と屈辱に耐えることが必要である。かっとなったらそれが転落の始まりだ。しかし自分の勢力が強大になってきたら、好き勝手な振る舞いが出来る。　そんなことなども魅力の要因であろう。　しかし最大の要因は、何と言っても、リセットしたら二度と同じ世界が構築されないことである。ゲームをやり直すたびに、全く異なる世界地図で始まる。類似のパターンは何百回やっても皆無なのである。初めて直面する世界。これがゲーム上では最大の魅力だ。一期一会の世界。

2005年03月08日

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被害妄想

　最近、自分のパソコンがへんな動きをする｡それほどメモリを食うようなアプリは使っていないのに、突然ガリガリと音をたててハードデスクがぶん回るし、見知らぬファイルが出来ている。自動実行ファイルは、外そうとしても拒否される。ブラウザまでが、いつのまにかジャバやクッキー有効の設定に変わってしまっている。無効にしても、これがまたすぐに元に戻ってしまう。　てっきりトロイの木馬だと思っていたら、実はmozillaのフォームが画面より大きすぎて、はみ出た下に設定確定のボタンが隠れていた。これでニヶ月も悩んでいたなんてアホみたいだが、実はもっと深刻な事態が隠れているのかも。　どうも最近ポートスキャンされる頻度が多いみたいだし、いかがわしい会員サイトで蹴り出されることが多くなった。windowsで落とされることは以前にもよくあったが、redhat9で最新版のmozillaがこける。やはり金払って説明書をしっかり読まないとだめなんだろうか。　家内の使っているwindows機械の方はアドビ社のｐｄｆファイル閲覧ツールが動かない｡古いのを外して最新版をインストールし直してもだめである｡まるでこの機械が、先方の会社から使用権を取り消されているような振る舞いなのだ｡これは被害妄想だろうか？

2005年03月07日

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ぺんぎん野郎復活

久しぶりにredhatが復活し、mozillaが使えるようになった。ためこんでいた古いファイルは見つかんないけど、楽天のhpはちゃんと残っている。じゃんじゃん日記を書くぞ！(たぶんうそになると思うけど) ところでこのhpもしくはHPであるが、わが国ではほーむぺーじの略である。外国某社のコマーシャルではない。

2005年03月06日

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