楽天で情報流出
人事だと思っていたら、わがことだった。 こともあろうに楽天の店である。米国輸入雑貨を扱う店で、すでにかなり以前から話題になっているのでご存知の方も多いと思う。店と楽天からは、あんたの情報が店からもれたらしいのですんませんという断りのメールのみ。それ以降ナシのつぶてで、ほったらかしであった。店舗は AMC(センターロード)関連記事 http://japan.cnet.com/news/sec/story/0,2000050480,20085692,00.htm 直接の被害はまだ不明だが、カードの代理店がこちらより先に知っていて、情報漏れ把握以降の被害は心配ないと言ってくれ、今日やっと全部のカード登録番号を更新できた。 実害は、この膨大な手間と気分の悪さだけで終わりそうだが、これで泣き寝入りしていたらいくらでも流出はし放題なので、一応大騒ぎすることにした。 楽天店舗でカード情報流出ですよ! 流出! 他人のデータを誰かが勝手に公表してまっせ! 店が自分の信用を潰すことをするはずはないので、たぶん情報は、盗んで売ったんだと思う。例の米国での騒ぎの一部だろう。それでわかったのかもしれない。氷山の一角で、たまたまわかっただけ、という可能性も大きい。流出経路も、AMCからのメールにスパイウエアがくっついていて、ログイン時や注文時の情報を漏らしたのかもしれない。(現にスパイウエアは、小生の機械にはうじゃうじゃ住んでいたので)あるいは楽天のサーバーがやられている可能性も、まだある。 店も今後の商売を考えるなら、いきさつを全部楽天上で公表して、犯人を特定する努力を示すことである。楽天から撤退してそれで済むと思ったら大間違いである。楽天もまた、これまでどんな情報ガードをやってきたのか、今後もどうやっていくつもりなのか、明確に示す必要がある。 それにしても悪いやつはいるものである。カードは確かに便利だが、番号をネット上でやりとりすること自体が間違っているのかもしれないとは、もともと考えていたことである。 京都府警も、既成社会の枠に囚われた思想弾圧ばっかりに精を出さずに、こんなことをする犯人をこそ捕まえてほしいものである。winnyは公明正大な情報共有ソフトであるが、それをインストールしていない機械から情報を盗むことはできない。 しかし情報を盗み出すためのスパイウエアは世にごまんと存在する。たぶん、警察は、これらのスパイウエアの捜査もまともにやっていないと思う。やってますか?やってたら、ネット上にあれほどのスパイウエアが氾濫していないはずである。(スパイウエアというのは、自分がスパイであることを隠したソフト。windows98が代表格である) 写真は雑草、それなりにまとまってて綺麗。