バーチャルガーデニングは続く
薄暗い世界を掘り起こすバーチャルガーデニングは、いつまでも続く。 だが、そろそろ構成と筋立て、そして原稿づくりに入らねばならない。 出版も射程に入れている以上、こちらの方は残念ながら下書きのように気楽に公開していくわけにはいかない。 今のところ、毎日読んでくれている方が10人ほど。たまに来てくれている方が20~30人はおられる様子なので、本にしたら、少なくとも15冊くらいは売れると、取らぬタヌキの皮算用している。但し原稿をネット公開したら、1冊も売れなくなることが確定してしまうからである。 未知の読者のために、構想の経過や段取り、意見の変更や誤り訂正などは今後も公表していきたい。またコメントなどもこれまで皆無であるので、苦労して読んでみても、なんのこっちゃ?ということだろう。読んだ人が理解できるように、易しい文章化や解説の努力も、今後は必要だと感じている。 更に、これまであえて避けてきた専門家の文献検討と批評であるが、これがあって、ここからが本当に実り多い領域へ入るのである。 自分独自の鎧と武器となる着想や言葉を得、さらにバーチャルな過去の先生方やご同輩とも出合えた今、その時期が来たと考える。 先日やっと下記の本を、専門解説書として選び出し、購入し始めた。資金も閑もないので、今後も選ぶのは、わずかに数冊にすぎないだろう。が、これらを随時読んで批評していきたい。他人の構想や思潮と出会うことで、修正しなければならない思い込みや誤りなどもたくさん出てくるだろうし、未知の収穫物も期待できるだろう。 購入済 バーチャルワールド ベンジャミン・ウーリー著 福岡洋一訳 株式会社インプレス 1993・12 バーチャルリアリティー サンドラ・K・ヘルセル ジュデイス・P・ロス 編 廣瀬通孝 監訳 海文堂出版株式会社 1992・6 バーチャルリアリティ入門 たち すすむ(漢字変換が難しい、かなで失礼します) ちくま新書 369 2002・10 新しい! 未購入本 (どれだけ買えるかも未知数だが、読んでみたい本のリスト) 仮想現実批評―消費社会は終わらない ノマド叢書 大塚 英志 (著) バーチャルリアリティ最先端―仮想現実感の基本原理と未来 ブルーバックス 野呂 影勇 (著), 井上 哲理 (著), 宮本 博幸 (著) 仮想現実のメタフィジックス マイケル・ハイム (著), 田畑 暁生 仮想現実学への序曲―バーチャルリアリティ ドリーム 原島 博 (編集), 広瀬 通孝, 下條 信輔 (編集) 仮想現実と子どもたちの心 沖 裕貴 (著) おりおりの庭園論―庭を通して日本の文化を考える 龍居 竹之介 (著) 日本の庭園文化―歴史と意匠をたずねて ISBN:4761523735 (京都)学芸出版社 (2005-10-10出版) ・西 桂【著】 ほかにも多くの本があるようだが、ほとんど絶版で入手不可能なものばかりである。 ちなみに小生の前作も、最近やっとキコウ本の仲間入りを果たし、1万円近く出さないと入手不能のようである。赤字だったのに。(愚痴) もう1冊読みたい電子美術の本があるが、注文後に先方からキャンセルされてしまった。新品は高いので中古を待ちたい。ツユクサもまもなく終わり