世の中の移り変わりについていけない
最近ハードデスクがぶっ壊れたので、量販店で安いhddを探した。すでにスカジー接続のhddが店頭からなくなっていることには気がついていたが、こんどはATAPI接続のものさえ、並んでいないことに気がついた。ほとんど全部が、USB接続の外付けタイプで、dosvのcドライブとしては使えない代物ばかりである。windows_xpが普及した結果、増設ドライブの意味が変わってきたのだ。それは単なるデ-タ保存用の外部媒体となり、自分で拡張するシステムの主役ではなくなってしまったのだ。 すでに販売されているほとんどのシステムがOEM版である。特定のハ-ドデスク現況と一体のものとして販売されており、単体での再インスト-ルが困難な代物である。便利なバックアップdvdは用意されているが、ハ-ドデスクが物理的に壊れたら投げ出すしかない代物である。無知なユ-ザ-にしっかり金を使わせるために、考え抜かれた方法なのだろう。 今となっては、9821時代のスカジ-接続したhddが懐かしい。あのころの機械が持っていたhddアクセスのスピ-ドと、外部hddから簡単に起動設定できる融通さがあれば、windowsであってもシステムは使いやすい便利なものとなるのだが。 更に最近、windows2000上でfddをフォ-マットしようとして、出来ないことに気が付いた。昔は出来たのに、いつのまにか出来なくなっている。デジカメ用にスマ-トメデイアを読めるようにしたので、それが原因ではないかと疑っている。そのスマ-トメデイアもすでに時代遅れで、最近のデジカメが持つ媒体はまた違うようだ。 規格がころころと変わり、互換性が次々となくなっていく。性能が上がっているという報告に騙されてはいけない。9821のcu16が持っているスカジ-接続したhddのアクセス性能は、ほぼ10倍のcpu性能を持つはずのbio_rx72のATA接続したhddの比ではない。これがusb接続になってしまったら、どれだけスピ-ドが落ちるのか想像がつく。 結局、hddは買わなかった。 桃源郷の出口からトンネルを望む。