農園通信(ダイモンジソウ満開)
溜まった仕事も、近日中に吹き上げそうな株も、先行きの見えない哲学もさぼって、今日は午後から農耕。 セロリの新聞紙巻きと、南園で花苗のポット上げ。姿かたちから見るに、キンギョソウらしいが、名札が消えていて、わかんない。 デルフニウムがポツリ、ポツリ発芽を始めているのを確認しながら、空色のスイトピイをポット蒔き。 プロムナードで、丸い釣鐘状の、大きな花を見つける。つる性の貧弱な株で、植えたものではないと思うが、野生にしては立派すぎ。近くではカンボクの実が鈴なりで綺麗。 それから掘り出した石集め。 修景作業を兼ねて、北園の山側に生えていた雑草を撤去し、積んであった伐採枝を整理し、斜面に二つの小さな花壇を確保。その手前に、大きなうね一つ分の空き地を確保した。 午後の北園は、すでに日陰。ボーダーの反対側で、日当たりが抜群に悪い場所なので、これまでほったらかしにしてきた場所だ。しかしセロリやミツバなどだったら十分作れるはず。 耕作は次回に残し、南園に上がって隣の荒地の柿に、高枝切りバサミで挑戦してみるが、届かない。植えた主を失って久しい柿は、周りの木々に圧迫されて伸びるだけ伸び、すでに手の届かない高木。柿も、サルのえさにしかならない。 べんり菜とホウレンソウを引っこ抜き、サラダ用若ミズナの初収穫。ついでにパセリとバジルを摘んで、さて帰る間際に、ダイモンジソウの開花の季節だったことを思い出す。 草を掻き分け、女郎グモの巣をかきわけて、デッドゾーンの築山東側へ回ってみる。 一株は紅とピンク、もう一株は白。見事に満開だった。薄暗い場所なのだが、環境条件は適合していたようだ。感激の余り、その先に置いてある、キノコ類のほだぎを見てくるのを、またまた忘れた。 写真は昨年同時期の南園プロムナード、ほとんど変わっていない・・・