農園通信 (先に収穫されてしまった)
またまたサル軍団に、先に収穫されてしまった。 午前中出かけて、さつまいも圃場を囲い込むべく草引きを徹底し、重い鉄筋のメッシュを運んで準備した。まだイモは小さかろうから、作業は来週の予定だった。これを察知されていたようだ。 オイラが昼ねして、息子を駅まで送っていった二三時間の間に来襲があったようである。単独サルではなく、軍団規模である。 今日のカンカン照りで、昨日植えたミズナが、早くも怪しい。水やりしていると、サツマイモの皮が散らばっている。そこで草の向こうのサツマイモ圃場を見て、ゲ、である。 小さなイモは不味かろうに、4うねつくったサツマイモ圃場が、どれもこれもむしられて、荒らしただけという状態。 更に東の囲い込み内で、雨で花が咲き戻していたラッカセイが、全部引かれている。ものの見事に、ひとうね全部である。食うのは手間だろうし、おそらく数十個程度も食われていないが、まだ収穫期にはちょっと早く、これでラッカセイも全滅認定の仲間入りである。 サルガードが破り取られ、突破されている。やはり人が突破できる仕掛けは全部突破されてしまう。 西の囲いでも青いトマトがむしりとられてころがされ、モロッコの支柱が折られ、ボーダーでは丹波ホオズキの実までが、袋を裂かれて転がされていた。苦いと思うのだが、熟れたニガウリを食うやつらである。食うのかもしれない。 おまけに、朝水をやったのに、今日1日の照りで、キャベツは半分枯れ確定、カリフラワーもすでに怪しい。ビオラも白が半分消えた。 蚊も多いし、スズメバチも多いし、オクラは見落としていたオバケが指を刺すし、何もかにもいやになってきた。 写真は全部引っこ抜かれたラッカセイ。