農園通信(オバケアピオスみっけ)
鉄筋メッシュの囲い込みを苦労して解体し、黒豆を収穫した。 サルが手繰り寄せて食ったカラの莢が囲い込みの周辺にうず高く積もっている割には、残っている豆の莢も多い。昨年よりずっと実入り率はいいようで、正月用が確保できるかどうかは怪しいが、来年の枝豆のタネくらいは確保できたようだ。やはり秋口以降に日当たりのいい場所のやつが収量も多い。 以前柿をいただいた方用にアピオスを掘っていて、オバケのような巨大なイモに出くわす。サツマイモにしても大きめで、丸いテニスボール状のはずのアピオスが、これほど巨大化するとは思わなかった。たぶん繊維質で不味いとは思うが、試食することにした。 畝たてしなければならない場所が7箇所も残っているが、タマネギ苗の二次はまだ小さく、のんびりといくことにする。ハクサイやホウレンソウが溺れかかっている草の海も、ほったらかし。 南園では今日もグミの伐採をころっと忘れ、パイプハウス内休憩所のお引越し。日当たりのいい1番から、冬場はほとんど日陰になるが寒風があたらない場所にある、真新しい3番へである。 これもハウスのスソ直しや日覆いの移動などに時間を取られる。ベンチや道具類の移動も、結局ほとんどできなかった。 風が吹くとあちこちで枯れ枝が折れ、ドングリがけたたましい音を立てて落ちる。日当たりの悪さが特徴の水っぽい里山で、12月ともなると、ここに居るだけで気が滅入ってきそうな雰囲気がある。 これを快適な場所に変える事なんぞは、至難の業に思える。やり残したことは山のようにあるが、昼の時報を待ちかねたように退散。また門が外れてしまった。 楽天の重要なお知らせで、またブラウザが潰れてしまった。次々と新しい技術を入れるのはいいが、基本を押さえてからにしてもらいたい。安定していたネスケ4は使えなくなり、7も怪しい。いまやモジラは基礎ブラウザではなくなったかのようだ。