農園通信(バラの接木新芽がついに枯れた)
カリフラワーは大きくなったが、持ちかえっても、アオムシが内部に入っていて家族から文句が出る。色も市販のもののようには、良くない。 二十日だいこんも割れたやつが出て、夏ダイコンは又根のやつが出た。 タマネギに至っては、まともな商品になる代物はゼロ。真冬に根が天向いていたのだから仕方が無い。まともな収穫品はサラダナとサニーレタスのみ。 ハクサイ跡地に、モロッコ鞘豆の種を蒔いた。 北園周辺では卯の花が一斉に咲き始める。 ジギタリスは雨で多くが倒伏し、虞美人草も美女撫子も盛りは過ぎた。 植付けた夏花はまだ多くが小さく、確か10円の売れ残り特価苗で導入したホオヅキのみが、旺盛に増え広がっている。 南園では、ミズナ跡地にペッパー苗を植える。 タカノツメ、ハラペーニョ、アナハイム、そしてジミイナルデロスである。タカノツメの辛さで、サルを追い払おうという魂胆。 中央花壇には、いじけぎみのデルフィニウムとルピナスを植込む。 キンポウゲ(ウマノアシガタ)が旺盛に繁茂する地域である。同じキンポウゲの仲間が育たないはずはない。 野生のものは頑強だが、園芸品種は、ひ弱だ。 写真を撮るために動かしていたら、鉢植のアマリリスの巨大花が、ぽろっと取れた。フウロソウも徒長気味だし、アルストロメリアも、か細いまま。 先日野生バラに接木したつるバラの芽が、二つとも、ついに枯れた。やはり接木は難しい。こうなったら意地で、あちこちの大きな野生バラを登録にかかる。肝心のつるバラの花も、日照不足で、いまいちなのだが。