露骨な世論操作
最近の、マスコミによる露骨な世論操作にはハラハラさせられる。 誰が中心になってやっているのかよくわからない。だが、米国の利権を代弁していることだけは確かなようだ。 事は民主党内部の首相選である。党員でない者には関係ない世界だと思うが、党首が総理大臣を兼ねるので、一般国民の意見も聞かせにゃあ、というところか。 アンケートでは国民のほとんどは、普天間基地移設を国外へ、という主張の小沢氏には、総理になってほしくないらしい。小沢氏も、本気で言っていることではないと思うが。 政治力のある人物が金権問題ではめられるというのは、かっての田中氏を思い出させる。検察のトップを動かす、別の露骨な政治力がある、ということである。 小生は政治力ゼロの小心人間なので、小沢氏のようなタイプは嫌いである。 しかし、この危機の時代に、自分の顔も見せずに政治家を嵌めて、いわば日本の足を引っ張っている人々は、もっと嫌いである。マスコミがすぐに拠り所にしたがるアンケートもである。たとえ国が言ってきたとしても、アンケートと名の付くものには一切回答したことがない。個人の意見など聞く耳をもたないアンケートなど、不要であるからだ。 そのマスコミを動かしているのが実は小沢氏だとしたら、という筋も考えてみた。 ありえない話ではない。別の何かを狙って、先の先を読む能力のある政治家なら、やりかねない。 露骨な世論操作がなされるときには、不思議と、同時にグラウンドゼロのような何かが、起こるのである。 酷いときには暗殺事件であったり、大勢の人が死んだり、警察の長官が狙撃されたり、霞ヶ関界隈で毒ガス事件が起きたりする。 今回の場合は円高と未曾有の株安。不景気なので、公金を使った無駄な施設が、ただ同然で落札されても誰も不思議に思わない。そういった幅の広い何かが動く。 エコポイントだとかいって、特定の大企業だけが美味い汁を吸っていても気にも留めない。 マスコミの役割は、世論操作ではないだろう。 アンケートやクイズ100人に聞きましたが世の真実だと思っているなら、大間違いである。むしろ世相を藪にらみで見て、もしかしたら何が隠れて起こっているのか、可能性を探ってみるのも、重要な役割の一つであるはずだ。 f4の後継機問題も、ここらでガツンと迫るべきである。 あんたが自分のために配備するラプターを売れ。いやならオイラはフランスやドイツと手を組んで自主開発に踏み切る、と。