農園通信(1番パイプハウスの草刈)
恵みの雨が続いている。ここ数日は水運びでヒイヒイ言っていたのが、ウソみたい。 夜の涼しさも加わって、北園の野菜に勢いが出てきた。但しモロヘイヤは実がつき始めて、新芽もちいさくなり、そろそろ終了の気配である。今年は良く食った。 紫蘇の類も、一斉に実をつけている。いや、上げているという雰囲気。 薬漬けにしているのに、ナスには巨大なイモムシが群がって、畝ごと葉っぱを食い尽くしてしまった。 だが、雨で復活の気配。本数がロクにないし、植えた時期が遅かった。まだまだ稼いでもらわねば。 黄色い花はいっぱい咲いているが、日照が良くないと、やはりオクラなどは採れない。 今日はエンツアイと巨大化したコマツナ、ロケットに、バジルを収穫。食い方の研究をして自分で食う算段をしないと、バジルが冷蔵庫で腐ってしまうのは、ほほ間違いない。 雨で、カブもダイコンもニンニクも発芽してきた。遅すぎのキクナも、ちらほら。 野菜の間に植えてあったサルビアも、夏の間は息も絶え絶えだったのだが、ここにきて綺麗になってきた。 中央南の花壇には、先日、お仲間のセージ類を7種類も植えた。宿根してくれるといいのだが。実生の宿根セージの方は、カンナとマリーゴールドの間で惨めな状態。 あとは小雨の中、南園の1番のパイプハウスに入り、選定用のハサミで草刈。 ハウスはジャングルの様相を示し、くっつき虫の類やつる草や、ワラビ、カヤ、潅木のヌルデまで生えてきて、とんでもないことになっていた。丸々4ヶ月、入っていないのだから当然。 これから春までは、ここが苗の生産基地。掃除には何回か、手がかかりそうである。 ** 綺麗だった頃のハウス内部、今は刈った草が積っている。