農園通信(コボレイモのイモ掘り)
異様に寒い朝。昨日長靴の足先が冷たかったことを思い出し、出かける意欲が半減。 十分に日が昇ってから、里山に出て苗類の様子を見る。 すでに南園は、午前中から日あたり皆無。北園も、北側の端がわずかに日の当る場所。 木々の葉っぱが全部落ちてしまったら、僅かにこれが解消されるのである。未だ木々に枯れ葉が残っているので、今が最悪の時期。 北園の日陰地に、コリアンダーとキャラウエイを植える。春になればわずかに日の当る場所である。 薄日の当っている場所には、チマサンチュやレタス類を植える。 早池峰菜とミズナを間引いていて、トウガラシ類も、そろそろ終了を予感。 小さなオレンジ色のハバネロの実に、やっと色が出てきた。間に合うかも。 北園の随所に、コボレタネならぬコボレイモで生えてきていたジャガイモが、萎れる寸前。探っていたらイモがあるようなので、このさい全部引っこ抜く。 今年はサルに一度も掘られずに済んだ。おかげで、植えたものではなく勝手に生えたシロモノだが、来年の春のタネイモが十分確保できた。4年間つないできたアンデスレッドは、春に西園で全部食われたと思ったが、絶滅を免れたわけである。 購入したタネイモの方がウイルスもなく、生育もいいのだろうが、農場の条件に訓化した作物を増やしていきたい。買っても、わずか千円ほどのものだが、気分がいい。 もう色づかないだろう、青いままのプチトマトをどっさりと、サルの取り残したシイタケを確保し、ホクホク顔で昼に帰宅。 青いトマトを食う料理方法を考えにゃア。 * ナタマメは未だ青い。