農園通信(乾電池売り切れ)
西園で今日、やっとこさワサビを全部植えた。 ホウレンソウとナバナを収穫、2番囲いの5番畝と、3番囲いの3番畝を仕上げ、疲れたが気分良く帰ってきた。 昼飯と重たい相場を見て、ルンルン気分とはいかないまでも労働意欲のある状態で北園へ。 そこで、ゲゲゲの鬼太郎となってしまった。 タマネギが1個も無い。全部芯だけきれいに食われて、積み重なっていた。 幸い、にんにくの被害は皆無。 乾電池の売り切れで、交換が出来ず、電力が弱いやつをそのままにしていた。そこをつかれたと、最初思った。 近所の人の話では、最近網を食い破っての侵入被害が特に酷いという。並べてあった巨大トラバサミがかかったまま、逃げた凄いやつもいるらしい。 侵入路を探していたら、電柵を張ってある上の方ではなくて、なんとフェンスのすそが食い破られていた。線に触ったらひどい目に遭うことは知っているやつのようだ。 しかし鉄製のフェンスなのである。ビニールの被覆があって、それが全部一面に食いちぎられ、更に少数だが鉄線まで食い破って、そこから穴をむりやり広げてある。あきれてしまった。 こんな太い鉄が食い破れるなら、金網みたいな細い鉄ではズタズタにされるだろう。 未だ金網は張っていないが、あきらめつつ、南園のシイタケ囲いを見に行く。 獣避けの頑丈な網は修復してあったが、やはり再び、どでかい穴が開いていた。但し今回はそこからメッシュをくぐっては入れない大きさのやつだったようで、シイタケは無事だった。さすがに7ミリ近い鉄網は、曲げられてはいても食い破られていない。 それにしても、鉄のフェンスさえ食い破る猿。どんな歯を持っているのか。 次回は、にんにくが全部無くなるはずである。