遠くで雷がひっきりなしに鳴り始めたのでpcを止めた。
すると圧迫感というか、不可解な緊張がフットと遠ざかり。
電磁波の音ならぬ音が、自分の身体の不調を告げる耳鳴りにとってかわった。
数種類あった音ならぬ音は消えている。
不意に、一斉に、セミの鳴き声が立った。
春蝉も油蝉も、カナカナまでが鳴きだした。
雨も少し降りだしていたようだ。
雨音や風の音の中で、セミの鳴き声は、ここぞとばかりの乱痴気騒ぎとなる。
ニイニイゼミの鳴き声はホント、電磁波音の一つに似ている。
これは頭蓋に響く。
遠方の雷音は、なおもひっきりなし。
これが、場の電磁波の圧力を遠ざけたようである。
セミの鳴き声は喧しいほどになって、小鳥の声も混じる。
直前の晴れてた状態と、あたりの雰囲気が違いすぎ。
これこそが夏だ。
しかし雷音が遠ざかると、セミも一斉に去った。
今はある種の電磁波音と、鳥さんが騒がしい。