【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

フリーページ

2024年11月01日
XML
カテゴリ:カテゴリ未分類

 初期の王国での大事件を語らねばなるまい。

 それは、小アジアから長駆してのバビロンへの大遠征だった。
 当時すでに、アッシリア地域は小王国だったのに、そこを超えての大遠征。
 スバル人の女奴隷も、アッシリアの奴隷兵士もすでにいただろうが。
 なぜか無視。
 取引はあったはずだ。

 未だアッシリアは弱小国家の時代。
 当時からハッチでは奴隷制度を持つアッシリア人が嫌いで、都市への立ち入り商売は許可せず。
 だったようだが、商人の商売は認めていたようで。
 特定地域に、カールムという出島みたいな商館を構えさせて対応していた。

 種族や風習は嫌いでも、ついでに討取ったりはしないのである。
 北西の、力のある蛮族ガシュガシュとは常に戦争してた。
 このころのハッチも、まだまだ小国。

 アッシリアの彼方にある大国バビロンは、しかし彼らの通商路に立ち塞がる、目の上のタンコブだった。
 過去にシュメール系の王朝が平定したにも関わらず、現地は再度山賊の手に堕ちていて、仲間内の通商を妨げていた。
 南西部の遥か遠方にあるシュメール地域からの、食料の供給路がヤバかったのだろうか。
 国の存亡をかけても討取るべき存在だったのだ。

 彼らは遠く離れたザグロス山中の、カーシ(カッシュ、あるいはカッシート)人ともツーカーだったらしくて。
 連絡を取り合って、合同軍出兵となり。
 二方向から一丸となって、当時の世界最強国家バビロンを襲い、あっさり戦勝。

 ハッチ軍は、現地から囚われの神々を救出して小アジアに帰還。
 カッシート軍は、バビロンに居座って。
 跡地の支配経営種族となった。

 両者の本当の狙いはたぶん、バビロンがため込んでいた食料であったのだろう。
 アッシリアも、このハッチ軍の通過を黙認している。









お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2024年11月01日 08時26分52秒
コメント(0) | コメントを書く


PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

カレンダー

プロフィール

mugibatake

mugibatake

コメント新着

 アンチオーバーロード@ Re:日本酒を飲んでコロナ撲滅(04/28) ムギバタケ先生の「対象認識について(推…
 アンチオーバーロード@ Re:庭の形而上額 2ー4 常識の庭4(02/09)  50年前に出会ったときは近くて遠い存在…
 山科2008@ Re:こころ(02/22) お邪魔します。 哲学入門は繰り返し読んで…
 mugibatake@ Re[1]:新・ユダヤ人 3-5-5(05/10) 山科2008さんへ ありがとうございます。励…
 山科2008@ Re:新・ユダヤ人 3-5-5(05/10) > 拉致があかず (変換ミス)  …
 cozycoach@ Re:米国で(02/02) 進化について詳細です。 メインの質問は「…

日記/記事の投稿

お気に入りブログ

前・後 New! マンネンコゾウさん

源氏物語〔10帖 賢木… New! USM1さん

余多歩き くれどさん
一語楽天・美は乱調… cozycoachさん

カテゴリ

バックナンバー


© Rakuten Group, Inc.