NEW YORK ART EXPOに参加しています!
3/21-24 pier32 で開かれているアートエキスポ,今年はもう35回目だそうです。まさか出展するとはつい数カ月まえは思いもしませんでしたが、JCAAという日本のアーティストを主に海外でプロモする団体さんの募集を見て、急にやりたくなったのです。NYにいた時、同業者から一緒にブースを借りてやらないかという話があったけど、その時はやらなかった。お金の問題だったのか、やらなくても自分は見いだされると思い上がっていたのか、忘れましたが、日本の田舎に引っ込んで何かにつけ「家」「子供」のことを意識する生活に入った近頃の私は、「なんであの時やらなかったんだろ。輸送費も交通費もかかんないのに」と後悔しないでもありません。現地の事情を知っているので、たくさんの人が集まるイベントといえども、その一回の出品でシンデレラになれるわけじゃないのはわかっています。ぶっちゃけお客さんのサイフのひもはカタイ。でもニューヨークに画家としてもう一度行く、一からやり直す、それが今の私には必要だと思ったのです。絵を始めたのが1994年。何かestablishしたわけでも何でもない。それに、これまでは痛くて痛くて振り返れなかったことも今ならどうにかできるんじゃないか。母校の写真を撮ったりしたいな。離れなければならなかった事情が事情だけに、テレビでNYがうつってもなんだか懐かしんでる自分さえつらかったこの十数年間。新しい思い出をつくるときがきたのかな、というと大袈裟ですが....ともかく、日本で買えない画材が買える、それは間違いない!というわけで、家族の理解と障害福祉サービスのおかげで、出品に合わせて3泊5日だけNYに行くことが決まり、以来数カ月、すでにliterally 幸福感に小躍りして過ごしていました。何にも落ち込まず、準備も寝ないでコツコツやっていました。この取り掛かりの遅い私が! 主にiPadとiMacのことで時間がかかったような気がしないでもないですが。4月の高松での個展も段取りを済ませて出発したかったので、私にしては、上出来だったのでは。( と思っていたら、ESTAとるの一週間前の真夜中、ハッと気がつきました。忘れてた!出発72時間前切るとやばいんですよね。ひー危なかった)それでも家族の健康状態によっては中止もあり得るので、ここには事前発表していませんでしたが、何とか予定通り渡航できました。レンタルしたルーターが、接続できるのに端末をフリーズさせているので結局使えず、街やホテルのフリーアクセスにいちいちつなぎかえたりしてイライラするのと(公衆スポットだと購入関係がNGで不便) 家のPCがSkypeで音が出なくなったのは謎だけど... 。移動は入国審査の長蛇の列以外はスムーズでした。ホテルはそう思ってなかったのに地下鉄の駅の目の前だったし。次回以降、NY浦島太郎のおひとりさま弾丸ツアーの報告をいたします。こういうのはもうブログでやるんじゃないかもしれないですが、まあいいですよね!