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開設日：2006/07/08
自分は五年間何をやっていたんだろう。
やっぱりあの時死んでおくべきだったんだ・・・・・今までそんなことばかり考えていた。
過去ばかり追い求め、それでも日常を普通に過ごそうとしていた。
でも、結局私は止まったままだったんだってことに気づいた。
結局止まっていたんだ。自分だけ止まっていたんだ。
時間が流れながら、行動している自分は夢のように見えた。
夢の中の時間が過ぎているように感じた。
時間が加速しているように感じた。
結局本当の自分は傍観しているだけだった！！
変えなくちゃ！！変わらなくちゃ！！動かなきゃ！！
でも何も変わらない！何をやっても変わらない！何をしたらいいんだ！！
変わっているはずなのに変わらない！
自分が変わってなかったんだ・・・・・・・・
何をやっていたんだ・・・
そう気付かされた出来事が先月６月末。
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２００５年１２月頃
私はイラスト用のホームページを作った。
イラストもあんまり描いていない、最初の頃だったので全く人も来なかった。
とりあえず、その無料ホームページにあるグループというのに登録すると、
同じような趣味の人がリンクを辿って訪問しやすくなるようだ。
イラストや絵やそんなグループに登録していった。
一通りのグループに登録し終わり、他の人のサイトに行ってみることにした。
まずは一番上に来ている英数字の名前の人から・・・オリジナルの携帯漫画サイトだった。
既にカウンターがすごいことになっていた。
とてもシュールな漫画で、ギャグ系バトル漫画だった。
自分はそういう漫画が好きだった。
すごく話も面白くて、絵もスピード感があって。
自分が描くような頭が硬いような絵に比べて、とても柔軟で。
尊敬した。
そのホームページと相互リンクしてもらった。
とても嬉しかった。
自分の携帯にもお気に入りと登録までして、更新を楽しみにしていた。
友達に見せたりもした。
何より、そのweb漫画を書いている人も、自分と同じような道を志していて、出版社まで持ち込みに行ってすごいと思った。
しかし、二年ほど経ってからそのサイトは、容量の関係で新しくサイトが作り直されていた。
ちょうど、その頃は高校三年くらいで進路の準備をしていた。
なので、その漫画サイトにあまり見にいけてなかったが、バスに乗りながら見に行ったりしていた。
しかし、そのサイトはしばらくすると見れなくなっていた。
それから、自分は毎日何気にあの漫画今どうなってるのかな・・とか考える日々が続いた。
専門学校に入っても、傷ついた事を思い出すのと同じように毎日思い出しては、目の前の作業をした。
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そして、今年の６月中旬。
徐に自分は、web漫画 と検索をした。
検索に出されたのは、おすすめのWEB漫画を紹介した掲示板のまとめブログだった。
やっぱり一番これ！と書いてある、WEB漫画を読もうとクリックした。
TOP絵にはハゲてマントを着ているキャラクターが、
木が折れるのと一緒に横に体を曲げている。
その時は、そのサイトのサーバーの容量がパンクしたとかで一話から３０話くらいまで見れなかった。
正直一話から見ないと、きっとなんだかわからないだろうな・・と思った。
でも、そのサイトの構成と絵をみてあることに気がついた。
５年前に見ていたあのWeb漫画の人と同じようなサイト構成だ・・・
もしかして、と思った。
作者の名前がなかったので調べてみたら、
５年前のあのWEB漫画を書いている人と同じだった。
私書箱があったのでメールした。
しかし返事はなかった。
たくさんの人が更新を待ち望んだメールを送っていたようで、スルーされたようだ。
この方は相互リンクだけじゃなくて、
自分がおかしくなっている時に心配してメールをしてくれた優しい人でした。
だから、あの時のお礼をちゃんと言いたくて、メールしました。
でも、今はあの時よりももっとすごい人になっているみたいで、
きっと自分と違う世界にいるんだなって、少しづつわかってきました。
それに私が一方的に覚えているだけに過ぎない。
もう５年も経っている、自分は過去なんだ。
そのサイトの名前は伏せます。
きっと、こんな人間の日記に名前を入れたら、
迷惑をかけてしまうから。
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５年前のその人だって気づいたとき、自分は何してたんだろうって思った。
この人は辛いことがあっても頑張っていたのに、
自分はずっと夢みたいな感覚で現実を作業みたいに生きていたんだってことに気づいた。。
それに気づいたとき、一気に夢から覚まさせられたような感覚が心と体に流れた。
冷たい様なでも、寂しくないそんな流れが体を走って・・・目を見開いて
やっと目を覚ますことが出来た。
その人とその人の漫画に５年ぶりに出会えて嬉しかった、悲しかった。
色んな感情が混ざった。
夢からやっと目が覚ませたおかげで、今まで自分がやってきたことがただの作業だった様に思えた。
そして、５年経ったという実感を一番に感じた。
止まっていたんだなって・・・気づいた。
いろんな人に迷惑かけて、
このweb漫画の人だけじゃなく沢山の人のおかげで自分があるんだって気づけた。
やっと時間が進み出した、心地よい空気に感じられた。
またこの人に救われた。
一方的っていうのはわかってる。自分が変人だってこともわかってる。
こんな、日記書いてて自分でも気持ち悪いと思う。
もう違う世界の人だって言うのもわかってる・・・
でも、感謝しています。
ありがとう・・・
oneさん・・・
