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2007.06.14
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カテゴリ:医療
どのように 容易なのかが 分からない


 予見が極めて容易だと言うことは、誰でも気が付くと言うことだ。誰でも気が付くことなのかどうか、一審で分からないことなのだろうか。一審で予見が不可能だと判断されたのであれば、少なくとも予見は容易ではなかったのではないか。せいぜい、予見は不可能とまでは言えないと言うところだろう。

「死亡予見、極めて容易」=検察側、無罪破棄求める-東京女子医大事故控訴審
 東京女子医大病院(東京都新宿区)で心臓手術を受けた小学6年平柳明香さん=当時(12)=が死亡した事故で、業務上過失致死罪に問われ、一審で無罪となった元同病院医師佐藤一樹被告(43)の控訴審第1回公判が13日、東京高裁(高橋省吾裁判長)で開かれた。
 検察側は、控訴趣意書で「重度の脳障害による被害者の死亡を予見することは、極めて容易だった」と主張。事故の予見可能性を否定した一審判決は「事実誤認」とし、破棄を求めた。弁護側は控訴棄却を求めた。 

[時事通信社]


 でかでかと見出しを付けて報道するのであれば、せめて見出しの根拠くらい記事で触れて欲しい。一審では危険の予見は不可能だったという判断なのだから、それを覆すだけの根拠があるのかどうか、判断するに足る内容を記事に盛り込まなければ情報として無価値じゃないか。

 そもそも人工心肺のポンプが停止することを予想していたら、そんなものを使うはずがないと思う。きちんと作動することが前提で使用していたはずだ。考えても見て欲しい。初めからブレーキが利かないと予想される車でドライブに出かけるバカが何処にいるというのだ。

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Last updated  2007.06.14 15:57:36
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