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カテゴリ:医療
こちらも胸腔穿刺である。やはり死亡している。いつものことだが、実際に何があったのか、記事を読んでも分からない。 医療ミスで長女死亡と提訴 両親が病院側に賠償求める 最初の入院の原因となった微熱と血小板減少はなぜだろう。退院後、なぜ痙攣が起きたのだろう。胸水はなぜたまったのだろう。強い痛みの原因は何だろう。胸に出血した(血胸)のはなぜだろう。手技の問題なのか、病態の問題なのか。記事だけ読んでも何も分からない。 血胸になって、出血性ショックの症状が見られても、主治医は放置したのだろうか。それとも、対処はしていたのだが、主治医がつきっきりではなかったので、放置されたと思ったのだろうか。たとえ重態の患者でも、他にも患者はいるので、必要な指示を出すだけでつきっきりになれないことはよくある。 単純に外科系の病気なら、麻酔科医のbambooには記事から想像することが出来る。でも、内科系の病気だと、こんな記事では何も分からない。元々血小板減少があったのだから、血胸を作ったとしても、手技のせいとは言い切れない。通常なら自然に止血する細い動脈を傷つけることは避けられないからだ。 内科系医師の予想はSLEだそうだ。 ミラーサイト お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.06.19 18:45:00
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