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医療報道を斬る

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2007.06.26
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カテゴリ:医療
今回も 全国報道 無いのかな



 何かことが起きると全国規模で医師バッシングをするくせに、公判が始まると地方紙以外は報じない。医師を叩けそうなら報じるのかも知れないが、大野病院や大淀病院の件のように、医師に落ち度がなさそうだと、とたんに沈黙する。
 
遺族は責任を転嫁」
妊婦死亡で町が争う姿勢

Kyoto Shimbun 2007年6月25日(月)

 奈良県大淀町立大淀病院で出産時に意識不明となり、約20の病院に転院を断られた後に死亡した高崎実香さん=当時(32)=の夫晋輔さん(25)らが大淀町と担当医に損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が25日、大阪地裁(大島真一裁判長)で開かれ、町側は争う姿勢を示した。

 町側代理人は「診療体制の問題点を特定の医師、医療機関に責任転嫁しようとしており、到底許容できない」と主張。提訴を「正当な批判を超えたバッシング」と批判し「結果として病院は周産期医療から撤退、県南部は産科医療の崩壊に至っている」と述べた。

 遺族側の訴えについては「脳内出血は当初から大量で、処置にかかわらず救命し得なかった」と反論した。

 これに先立ち意見陳述した晋輔さんは、転院先の医師から「あまりに時間がたちすぎた」と伝えられたことを明かし、おえつしながら「もう少し早ければ助かったということ。それが頭から離れません」と訴えた。(共同通信)



 こんなことで喜んじゃいけないのだろうけど、医療側の言い分がたったこれだけでも報道されたことは滅多にないのではないだろうか。原告側の言い分より多いとは画期的だ。それだけ奈良県南部の産科医療の状況が厳しいのだろう。そしてそれは、この件のせいだという認識の表れだろう。メディアですら、そのことを認めざるを得なくなっているのではないだろうか。甘いかな?

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Last updated  2007.06.26 18:40:10
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