医療の介入を極力避けた自然分娩を売り物にしている吉村医院について前回触れた。その吉村医院で5年間婦長を務めた岡野真規代氏が講演をするらしい。当然自然分娩礼賛の内容になるだろう。安易に帝王切開などに頼らないで、ぎりぎりまで自然分娩にこだわる内容となるだろう。
自然分娩で親子の絆 甲府で7日に講演会
07/07/05 記事:毎日新聞社
講演会:自然分娩で親子の絆 甲府で7日に /山梨
医療行為を極力行わない自然分娩(ぶんべん)で知られる愛知県岡崎市の吉村医院で助産師長だった岡野真規代さん(55)が7日午後2時から、甲府市の県立文学館で講演する。「いのちとの出会い」と題して話す岡野さんは「家族に見守られながら自然に任せて出産することで得られる親子の絆(きずな)を体験してほしい」と話している。
岡野さんは99年から5年間、古民家を利用して自然分娩を行う同医院の「お産の家」で助産師として勤務。これまでに約3000人の赤ちゃんを自然分娩で取り上げた。現在は、札幌市にある天使大大学院の助産指導員として働く一方、自然分娩できる「お産の家」の設立を目指している。
岡野さんによると、生まれてくる赤ちゃんの健康は母親の健康と密接に関係しているため、日常から体を動かすことを求める自然分娩は、母子の健康を保つのに有効という。長くて苦しい出産も個性ととらえ、「早い方が良い」という認識で医療行為を行う現代の出産に異論を唱える岡野さんは「病院に産ませてもらうのではなく、『自分で産む』という意識で出産に臨んでほしい」と呼び掛ける。
前売り1500円、当日1800円。問い合わせは主催の「やまなし自然育児ネットワーク」(電話0556・22・2650)。【沢田勇】
記事のように見えるが、実体は明らかに宣伝だ。入場料まで書いてある。何でこんなに肩入れするのかと思ったら、そうか、毎日も噛んでいたのだ。上の記事の講演会ではないが、北九州の講演会の後援に毎日新聞も名を連ねている。
地域 : 全国 福岡 北九州市
掲載日 : 2007/6/20
イベント開催日: 2007/7/25
イベント開催時間: 13:30 から 15:30
母と子の輝くお産~いのちは輝き 赤ちゃんは光そのもの~スライド講演会
講師に愛知県岡崎市の吉村医院で5年間婦長として勤務されていた岡野真規代さんを迎え、スライド&トークの講演会を行います。
岡野さんは3000人以上の赤ちゃんを取り上げる中で「母体の神秘」「生まれる力」などを引き出すことの素晴らしさに目覚められ、お産を日常の何気ない生活の中に取り戻すことこそ良い家族関係を作り豊かな人間性を持った大人になりうることを伝えたいと仰られています。
体の中の自然にも目を向けたお産でこの世に生を受けた赤ちゃん達の神々しい表情がスライドの中からみなさんに語り掛けるものはどんな言葉でしょうか?
これからお産を控え、不安を感じていらっしゃる方にはきっと力強いエールとなるでしょう。そしてすでにご自身のお産を終えられた方にも、そして産まない選択をされた方にも、もちろん男性にもおいでいただき家族の絆や愛情について何かを感じて頂けると思います。
子育てのはじめのいっぽであるお産は、女性の人生をも変えてしまうパワーを持っています。優しい気持ちで子ども達と関われる一瞬が増えるようなおはなしです。
たくさんの方々のご来場を心よりお待ち申し上げております。
【日 時】平成19年7月25日(水) 13:30~15:30 (開場13:00)
【場 所】北九州市立男女共同参画センター“ムーブ”5F 大セミナールーム(北九州市小倉北区大手町11-4)
【講 師】岡野真規代さん(愛知県岡崎市・吉村病院 元婦長、現天使大学大学院 助産研究科 実習指導教員)
【参加費】一般1,000円(当日1,300円)、中高生 500円(当日800円
【託 児】先着15人、要予約(別途300円)
【主催・問合せ・申込み】
ベビーズ・リング
http://www.geocities.jp/babies_ring_web/
【後 援】なかむら産家医院 みんなの託児所「光楽園」 毎日新聞社
産科医療のスタンダードを拒否し、成り行きに任せる「自然分娩」を信奉する講演を後援しながら、ある時は帝王切開の遅れを糾弾する記事を書く。またあるときは産科医療の荒廃を嘆いてみせる。荒廃を招いた張本人でありながら。
ちょいと矛盾がすぎないか、毎日新聞!
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