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カテゴリ:医療
中身のない、ほとんど見出しだけの記事って、あるものなのですね。 医療ミスで女性患者死亡 愛媛県立中央病院 ミスというのであれば、せめてどのようなミスなのか書かなければ、ミスかどうかも判断できないじゃないか。配信当日に記者会見があるのであれば、その結果を見てから書けばいいと思うのだが、どうして何も分からないうちに書く必要があったのだろう。 記者会見の内容は、こんな風だった模様。 病院の判断ミスで80代患者死亡 県立中央病院 確かに肺塞栓症が疑われるけど、ミスと断定するのであれば、確定診断じゃなければ主治医が気の毒だ。解剖などで確かめられているのだろうか。また、一口にミスと言うけれど、どのレベルでのミスなのか、はっきりした方がよい。 肺塞栓症は疑わなければ診断出来ない病気だ。心電図やレントゲン写真を撮っても分からない。深部静脈血栓症の予防措置を施していたために肺塞栓症を除外してしまったのであれば、症例検討会レベルではミスかも知れないが、法的責任を問われるようなミスとは言えないだろう。症例検討会では後出しじゃんけんも許されるが、法的責任を問うのであれば、後出しじゃんけんは反則だからだ。 最近は病院の上層部が、自らの保身のために、安易にミスを認めて主治医のせいにする風潮があるように思う。この件が主治医1人のせいにされて、トカゲのシッポ切りに終わらないことを望みたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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