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医療報道を斬る

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2008.06.29
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カテゴリ:暮らし
 昨日は小児科医師中原利郎先生の過労死認定を支援する会の主催するシンポジウム「あなたを診る医師がいなくなる!~過重労働の医師を病院は守れるのか~」に行ってきました。コメンテーターは岩田 喜美枝 氏伊関 友伸 氏、前村 大成 氏 (元・都立府中病院院長 医師の労働環境問題に取り組んだ経緯あり)、松村 理司 氏の4名でした。いずれもひとりで講演会を開催してもおかしくない論客揃いでしたが、それぞれの持ち時間はわずか10分。もっともっと沢山のことを聴きたかったという思いでいっぱいです。

 後半では、患者側の声という事で、「知ろう!小児医療 守ろう!子ども達」と言うグループの代表者の方のお話を聞くことが出来ました。患者の側から小児医療を守るための活動をなさっているとのことで、大変感銘を受けました。話しぶりからも人柄の良さが忍ばれ、このような人が増えてくれれば、医師のモチベーションも上がるだろうと思います。

 話は変わりますが、このシンポジウムに参加するために乗った電車で、ちょっとしたハプニングがありました。11時頃の上野駅、品川方面行きの京浜東北線の10号車(最後尾)で気分が悪くなった乗客が出たようです。救護のために少し出発が遅れるとの車内放送がありました。以前なら何も考えずに駆けつけるところですが、何かあれば責任を問われかねない昨今、「損害賠償」とか「業務上過失致死」と言う言葉が頭をよぎります。

 でも、ドアが開いた瞬間、やはり体が勝手に動いてかけだしていました。私は先頭車両の1号車に乗っていたので、混雑するホームの端から端まで走ることになります。見れば私の前方にも何人か走っています。野次馬もいるかも知れないけれど、救護に向かっている人もいるのでしょう。結果から言うと、私が到着したときには救急搬送された後で、私の出番はありませんでした。連絡を受けた救急隊が待機していたようです。

 免責が保証されない現状では、外出時に医療の依頼があったとしても、絶対に応じないという医師は結構います。私は絶対に応じないとまでは思っていませんでしたが、かなり躊躇すると思っていました。でも、依頼もないのに体が勝手に反応したことに本当にビックリしています。何のかんのと言っても、結局これが医者の性(さが)なのでしょう。強がりを言っている医師達も、実際に病人や怪我人を見たら、手を出すんじゃないかと思います。だからといって免責を保証する必要はないなんて言わないでくださいね。

 シンポジウムの後は、某集団のオフ会。九州から長期出張で東京に来ている仲間の歓迎会。とても楽しかったのですが、これはまた別の話。





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Last updated  2008.06.29 13:46:39
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