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カテゴリ:医療
まずは見出しだけ見て、記事本文は後で見てください。リハビリ中にたまたま脳梗塞を起こしたら、和解金を払わざるを得なくなったみたいでしょ。でも、本文を読むと、そうではないようです。まあ、本文の方もなかなか意味不明ではありますが。これで給料貰える人間に、医療についてあれこれ言われたくないものです。
患者とさぬき市和解 病院でリハビリ中脳こうそく リハビリ中に転倒して骨折したことについては、病院側もミスを認めているようです。骨折に対して手術をしなかったことについて、裁判所がどのような見解を取ったのか、この記事では分かりません。後に脳梗塞になったことについては、常識的には(裁判所が)責任を問うとは思えませんが、これも記事からは読み取れません。と言うより、脳梗塞になったのも病院のせいだと言わんばかりの記事です。 読んで分かるような記事を書こうと言うつもりは始めから無いのかも知れませんが、リハビリをしていた理由くらいは書いて欲しいと思います。それが分からないと、転倒のリスクがどれくらいあったのかも、手術を避けた理由も分かりません。 また、他の病院で手術をしてからどれくらいで脳梗塞を起こしたのかも知りたいものです。まもなくであれば、手術をしたからだと言えないこともありません。最初の病院が手術をしなかったことは結果的に正解と考えることも可能です。ずっと後であれば、脳梗塞を起こしたかどうかは、そもそも無関係です。 病院内で転倒事故があると、病院が責任を問われることが普通になっています。医療側の人間として言わせて貰えば、転倒を100パーセント防ぐことなど出来ません。出来るはずもない完璧さを求められているのは医療だけに限りませんが、もう、こんな子供じみた期待はやめて欲しいものです。転倒しないような努力はしますが、それでも転倒して怪我をしてしまったら、自己責任が気の毒と言うのであれば、社会全体で支えるべきではないでしょうか。ほとんどが赤字に苦しむ病院にすべての責任を丸投げにするのは、あまりに無責任な社会体制です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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