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カテゴリ:医療
通常の人工呼吸の容量と、障害を起こすほどの容量との間にはかなりの隔たりがある。よほどとんでもない1回換気量でなければ、重篤な結果を招くことはないのだが。
9560万円支払いへ 川崎市、過失認め患者側に 川崎病院医療事故 空気が皮下組織に溜まったと言うことは、緊張性気胸になったのであろう。つまり、大量の1回換気量で人工呼吸をしたので、肺が破れ、胸腔内圧が高まって循環動態に深刻な影響があったということと考えられる。 そうだとすれば、確かに術前の人工呼吸器の設定の点検がおろそかだったのだろう。でも、死因は別の病気だったとのこと。死因とミスの因果関係がなかったのだとすれば、何で賠償と言うことになったのだろう。いつもの事ながら、報道はちっとも知りたいことを教えてくれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.11.19 20:51:10
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