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カテゴリ:事件
酔っぱらって騒ぐ人は、確かに迷惑ではある。でも、誰かに危害を加えているのでもない限り、保護すべき対象であって、逮捕するようなことではないのではないだろうか。以前はこのような場合に備えてトラ箱なるものがあったのだが、少なくとも、警視庁のものはなくなったらしい。
酒飲みであれば、誰でも失敗の一つや二つはある。事例によっては看過できないものがあるのは当然だが、夜中の公園で裸で騒ぐくらい、「バカたれ!」で済ませても良かったのではないか。逮捕されたあげく、仕事を奪われ、大臣に「最低の人間」と言われるようなこととはとても思えないのだが。 SMAP草なぎ容疑者、逮捕 公然わいせつ 地デジCM降板へ 逮捕からでも4時間以上経っていたのだから、飲み終わってからは相当の時間が経過したはずなのに、それでもアルコール濃度は呼気1リットル中0・8ミリグラムだったのだから、騒いでいたときの状態はまさに泥酔状態だったのでしょう。 法律には素人なので、詳しい人に是非教えて欲しいのですが、泥酔状態は心神耗弱状態ですよね。実際に被害者が居るような犯罪の場合や、飲酒運転の場合には色々な理屈で責任を問われるようですが、裸で騒ぐくらいで刑事責任を問えるものでしょうか。逮捕は行き過ぎだと思うのですが、法律家だったらどう考えるのでしょう。 この件ではマスメディアのはしゃぎぶりにも嫌気がさしています。よってたかって犯罪者扱いをすることはないでしょうに。薬物乱用と違い、よくある酒の上での過ちで、他人に危害を与えたわけでもないのですから、もう少し冷静な報道でよいと思います。「容疑者」と言うときの声が、なんだか嬉しそうに感じたのは、私の錯覚でしょうか。 また、CMや番組の放送の自粛にも気味の悪さを感じています。他罰的な風潮の反映なのでしょうが、今回の件に関しては、世間はもっと冷静なのではないかと思っています。「僕は時々壊れますが、トヨタの車は安心です」なんて草薙君に言わせれば、受けるんじゃないかなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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