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カテゴリ:医療
テレビで積極的に発言することで有名な医師の経営する病院が、医療ミスを認定されて敗訴しました。今まで他の病院の事例では、関わった医師を殺人者のごとく言い放ったこともあり、また、専門家として病院側に不利な意見を述べたこともあります。なかにはざまあ見ろと言いたい医師もいることでしょう。
でも、心臓の手術のような危険度の高い手術では、上手く行くこともあれば上手く行かないこともあります。結果が悪ければ高額の賠償となると、今の医療費ではやっていけないでしょう。低医療費政策を採る限り、よほどレベルの低いミス以外は免責されるべきだと思います。 今、医師賠償責任保険は大幅な赤字です。集める保険金より、支払われる賠償金の方が圧倒的に多いのです。今後は保険料は大幅に上がるはずです。それに病院や医師は耐えられるのでしょうか。既に多くの病院は赤字です。更に経費が増大すれば、廃院するほかありません。私自身は、もう後戻りできないところまで来たと思っています。医療崩壊はこのまま、あるいは加速度的に進行するでしょう。 <損賠訴訟>心臓手術後死亡、大和成和病院に7500万円の賠償命令--地裁 /神奈川 いつものことですが、記事からはミスがあったのかどうか分かりません。心筋保護液の間隔そのものは、多分本質ではないと思います。よく分からないのは、心臓を止めた人工心肺中に、どうして心筋梗塞の発作だと分かったのでしょうか。どなたか分かりますか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.06.24 17:19:43
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