去年の今頃、新型インフルエンザの初期対応として水際作戦なるものが行われていました。誰が見てもデモンストレーションに過ぎないことは見え見えで、
私も批判しました。そして、現役の厚労省医系技官である木村盛世氏が歯に衣を着せぬ物言いで批判したときには喝采したものです。もともと厚労省の場当たり的医療行政が腹に据えかねていたのも影響していたでしょう。
最近は木村盛世氏のことはすっかり忘れていたのですが、愛読している「NATROMの日記」の
最新エントリを見ると、木村盛世氏が取り上げられています。なんだかとても香ばしい。
早速
「まとめ」を見てみると、これは酷い。木村氏は誤りを認められない人なんですね。さすがに
ブログの方は下品な表現を抑えては居ますが、言っていることは厚労省の技官としては無責任。どう無責任なのか分かりやすく書かれているのが
ここ。(内容に全面的に賛成というわけではありませんが)
批判することで名をあげた人は、批判に対して謙虚であるべきです。批判はするが自分への批判は許さないという態度では単なるクレーマーですし、そもそも公的な立場なんだから、あんまり思いつきでいい加減なことは言わない方が良いと思います。いい加減なことを言いたければ、私のように匿名でね。(^_^)v