医療用の麻薬は決して気持ちのいいものではないのに、手に入りやすい環境にいると好奇心を抑えられないものなのだろうか。同業者が商売道具の薬物に手を出すのを見るのは悲しい。薬物に手を出したくなったら、
これでも読め。
以下は麻酔科医による麻薬不正使用の記事。(上の記述はこの記事を読めという意味ではありません。念のため。)
横浜市大の麻酔科医、自分に麻薬使用容疑 看護師と共謀
2010年11月18日15時8分 asahi.com
横浜市立大学付属市民総合医療センター(同市南区)の麻酔科医の男(37)が、麻薬系鎮痛剤「フェンタニル」を自ら使っていた疑いが強まり、神奈川県警は18日、麻薬及び向精神薬取締法違反(使用、共同所持)の疑いで男を逮捕した。男は同病院に入院していた。
県警は同日、同僚の看護師の吉村文香容疑者(31)=同市磯子区汐見台3丁目=も同法違反(共同所持)の疑いで逮捕した。
県警薬物銃器対策課によると、2人は共謀して8月中旬~同月下旬、吉村容疑者の自宅のクローゼットに、約20~30ミリリットルのフェンタニルが入った注射器2本を保管していた疑いがある。吉村容疑者は容疑を認め、「医師の男に頼まれて、保管していた」と供述しているという。
男は8月下旬、体調を崩して入院した。様子がおかしいため、病院が県警に「麻薬を使用しているかもしれない」と相談。男の尿からフェンタニルが検出されたという。
男は同病院の高度救命救急センター集中治療部の麻酔科医で、2003年ごろから同病院に勤務していたという。
フェンタニルは麻薬指定されている鎮痛剤。07年に国立循環器病センター(大阪府)の麻酔科医が逮捕されるなど、麻酔科医の不正使用が目立っている。
いつも報道を批判しているのに、「麻酔科医の不正使用が目立っている」なんて書かれて、ぐうの音も出ないのが悔しい。