今年の卓球全日本選手権も今日で幕を閉じました。男子シングルスの水谷選手は、圧倒的な強さで5連覇を成し遂げました。しばらくは水谷時代が続きそうです。
女子シングルスでは、高校生の石川選手が初優勝を飾りました。今までは国際大会では石川選手は控えまたは第三の選手でしたが、今後は日本のエースとしての活躍が期待されます。
私の応援していた平野早矢香選手が精彩を欠いたのは残念でしたが、その代わり、平野美宇選手を始めとした小学生選手3人が一般の部で勝ち星を挙げました。これは快挙と言って良いと思います。小学生に負ける大人ってどうなのさと言う意見はあるでしょうが、彼らが特別弱い選手だったわけではありません。その証拠はこの記事です。
坂本、美宇に負けた悔しさ晴らす混合複V…卓球全日本選手権
スポーツ報知
◆卓球 全日本選手権第4日(21日、東京体育館) 混合ダブルスで連覇を狙った松平健太(19)=早大=、石川佳純(17)=ミキハウスJSC=のペアが、決勝で瀬山辰男(22)、坂本夕佳(21)の中大ペアに0―3で完敗した。
混合ダブルス決勝の瀬山、坂本組は初優勝。坂本は20日の女子シングルス2回戦で小4の平野美宇(10)に敗れたことで話題となっており「ニュースは1回も見ていない。(前夜は)スラムダンクの漫画を読んでやる気を出した」と気持ちを切り替えて、見事に汚名を返上した。2人は昨年10月にコンビを組んだばかりで、瀬山は「出たとこ勝負だった。優勝できてビックリ」と喜んだ。
小学生に負けた選手が全日本を制するなんて、前代未聞でしょうね。