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カテゴリ:事件
混乱した現場で理想的な対応ができることはほとんどありませんが、その対応を後からじっくりと振り返って評価すること自体は必要なことです。次回同じ事が起きたときの重要な教訓になることでしょう。でも、それが犯人捜しに使われるのであれば大きな間違いです。それはただの後出しじゃんけんにすぎません。後出しじゃんけんで犯罪人として扱われたのでは、現場はたまらないでしょう。
警察官発砲 殺人罪でも審理へ あくまで記事が事実としての判断ですが、現場の警察官の行為はやむを得なかったものと思われます。確かに発端となった犯行は窃盗で、それほど重い罪ではありませんが、逃走の過程で暴走を繰り返したことは間違いないことでしょうし、パトカーに車をぶつけてまで逃走しようとしていたわけですから、犯人はかなり逆上していたでしょう。その段階で犯人こそ未必の故意の殺人を企てていたと言われても仕方のない状態だと私は思います。車は暴走させれば凶器となり、故意にぶつければ死亡することもあり得るからです。 この犯人を取り逃がせば、走る凶器を駆る逆上した凶暴犯を野放しにすることになります。死亡事故につながる可能性は十分に考えられます。そのとき、取り逃がした責任はマスコミがこぞって追及することでしょう。 車をぶつけてくる相手を制圧するには拳銃を使うほかはないでしょう。後から考えればパンクさせればよいとか、いろいろと言えるでしょうが、そのときの現場の状況を想像すれば、逃走させなかっただけでも良しとすべしと思います。 こんな事で裁判を受けるだけでも現場の士気は下がると思いますが、ましてや有罪になったりしたら、悪党どもの高笑いが聞こえてきそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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