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カテゴリ:スポーツ
先週から始まったロッテルダム世界卓球も昨日終幕を迎えました。終わってみれば、やはり中国の強さばかりが目立つ大会でした。決勝戦はすべて中国人同士の戦いで、手の内を知り尽くしたこともあって、素晴らしいラリーの応酬でした。
中国人以外では、男子シングルスのティモ・ボル(ドイツ)が銅メダル(決定戦無しなので2名)、男女のダブルスで韓国勢が銅メダルひとつずつ。何とか日本も岸川・福原組のミックスダブルスで銅メダルをゲット。女子シングルスでは4個のメダルをすべて中国人選手がさらっていきました。 中国は男女とも今は戦国時代で、飛び抜けて強い選手がいません。今回の世界卓球は、ある意味、ロンドンオリンピックの個人戦の予選も兼ねているので、各選手は必死です。ひとつの国からは最高2名までしか出られませんので、当然いくら強くても中国選手も2名しか出られません。 実際の出場枠は以下の通りに決まります。今回の世界卓球が終わった時点での世界ランク28位までの選手で、各国上位2名が参加資格を得ます。 日本では石川佳純が8位、福原愛が9位で出場権を得、平野早矢香は11位で出場権を逃しました。男子では水谷隼と岸川聖也が出場権を獲得しています。 今回の男女シングルスの優勝者は、いずれも世界3位の選手でしたが、大会後もランクは上がらず、3位のままでした。女子は上位を中国が独占していますので、優勝した丁寧(DING NING)も3位では出場枠から漏れてしまいます。男子はドイツの選手が2位なので、優勝した張継科(ZHANG JIKE)は3位でも出場できます。 男子優勝の張継科ですが、テレビ東京では日本読みでチョウ・ケイカと呼んでいましたが、CS放送の方では中国式にジャン・ジケと呼んでいました。でも、実際の中国式の発音ではジケと言うよりジーコに近いのだそうです。実は、お父さんがサッカーフアンでジーコと名付けたのだそうです。 中国の壁 改めて実感 卓球世界選手権 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.05.16 18:51:33
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