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AfSA(アフリカ麻酔科学会)によりますと、マタタビの成分であるマタタビラクトンの誘導体、マタタビメチルラクトンに強い鎮痛作用と鎮静作用のあることが分かりました。また、呼吸・循環抑制作用はほとんど無くコストも極めて安価であるため、麻酔薬として有望との声が上がっています。
マタタビメチルラクトンは液体で、静脈注射が可能です。現在の静脈麻酔はプロポフォールとレミフェンタニルとの組み合わせが主流ですが、呼吸・循環抑制作用が強く、人工呼吸や循環動態のモニターが必須です。 現在までのところマタタビメチルラクトンは動物実験の段階で、安全性についての評価は出ていません。安全性が確保されれば、発展途上国や災害の現場での麻酔に極めて有用と思われます。 なおAfSAは、この薬剤は日付に注意して評価を考えるべきだと勧告しています。 追伸 「麻疹ワクチンは必要なんだ論2」は後日とさせていただきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.04.01 09:18:42
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