1580640 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

医療報道を斬る

医療報道を斬る

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Freepage List

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

Dr. Bamboo

Dr. Bamboo

Calendar

Favorite Blog

  皮膚科医独身の… 皮膚科医独身さん
臨床の現場より head&neckさん
めんどうはごめんだ お前に云えないさん
Green-Note Green-Noteさん

Comments

一個人@ Re:パパラッチ?(05/29) 前橋市は県内で唯一の医学部のある大学が…
dho@ Re:越権行為じゃない?(06/24) 法医学の観点から客観的事実を述べること…
wadja@ Re:報告(07/13) 心からお悔やみ申し上げます。ネットの掲…
Kosuke@ Re:報告(07/13) Dr.Bambooさんの書き込みを初めて拝見した…
キンシャチ@ Re:報告(07/13) ご冥福をお祈りします。 しばらくブログ…

Headline News

2012.05.23
XML
カテゴリ:暮らし
 昨年の大震災の時の津波の被害は大変なもので、未だに処理できない瓦礫が大量にあります。これを現地だけで処理することは不可能で、日本全体として協力すべきなのは当然のことと思われます。ところが何の根拠もない不安を言いつのって妨害する人々が居ます。私から見たら人非人なのですが、本人たちは正義の味方を気取っているところが何とも。

 石巻から北九州市に運ばれる瓦礫について、新聞記事を引用してみます。

がれき選別を石巻で公開、受け入れ検討の北九州市

 宮城県石巻市の震災がれきの受け入れを検討している北九州市は17日、石巻市のがれきの仮置き場で、23日から始める試験焼却用のがれきを選別し、袋詰めする作業を報道陣に公開した。

 ヘルメットや防じんマスクを身に着けた作業員たちは、高さ数メートルのがれきの山を重機でかき分けながら、手作業で、金属類やガス管などの危険物、写真などの思い出の品を取り除いた後、木材などを機械で30センチ以下に破断。ベルトコンベヤーに載せられた木くずなどを改めて点検した後、ショベルカーで、プラスチック製の袋に500~600キロずつ詰めた。その後、北九州市環境局の職員らが袋の横で放射線の空間線量率を計測。毎時0・06マイクロ・シーベルト程度で、自然界で検出される範囲内の数値だったという。
(2012年5月17日 読売新聞)


 そもそも福島第一原発からはかなり離れたところですから放射性物質の面からはほとんど危険はないはずで、実際に調べても危険のないことが確かめられています。本来ならそれで受け入れ可となるはずですが、過敏になっている人もいることを考慮して、とりあえず少量を試験的に搬入し、さらに調べようとしていたわけです。

 その試験消却を北九州市民(の一部)が実力で阻止しようとしたことが報道されました。彼らは危険があると考えているわけですから、試験によって危険であることが明らかになれば喜ばしいことだと思うのですが、実際には安全であることが明らかになってしまうことを恐れているのでしょう。元々安全であることは明らかなのですから。

反対派妨害の中がれき搬入、警官暴行疑い2人逮捕

 東日本大震災で発生したがれきの試験焼却に向け、宮城県石巻市の木くずなどのがれき計約80トンを積んだトラック28台が22日、北九州市に到着し、27台分が同市小倉北区の保管倉庫へ搬入された。反対派の妨害活動で、搬入は予定より8時間半以上遅れた。

 トラックの第1陣は午前9時頃に倉庫前に到着したが、反対派約30人が取り囲み、県警の警告を無視して座り込むなどした。午後4時頃、警察官約40人が強制的に立ち退かせようとしてもみ合いになった。この際、警官に暴行を加えたなどとして、自称、熊本県荒尾市の飲食店従業員(25)ら男2人が公務執行妨害容疑で現行犯逮捕された。

 搬入は午後5時半頃に始まり、午後8時までに27台が倉庫敷地に入った。残り1台分は23日に運び込む。
(2012年5月23日 読売新聞)


 無知故に不安に思うことはある程度仕方のないことかも知れませんが、他人の行動を制限するのであれば、不安が正当であるかどうかは重要です。根拠のない不安で他人の行動を制限できるとしたら、差別なんてしたい放題ですから。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2012.05.23 17:51:16
コメント(6) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.
X