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カテゴリ:スポーツ
今学会で神戸に来ています。直前まで知らなかったのですが、今、神戸で卓球のジャパンオープン(荻村杯)が開かれています。今回は中国の一流どころは参戦していませんが、世界から一流選手の集まる垂涎の大会です。昨日なら何とか観に行けるので、午後から観戦してきました。
あちらこちらで熱戦が繰り広げられ、選手の控え席の近くの席に座ったこともあり、テレビでしか観られなかった選手を間近に見ることも出来ました。とても書ききれないくらい楽しめたのですが、その中でどうしても書きたいことを二つ書いておきます。 一つ目はパーソンのこと。まだスエーデンが卓球王国として君臨していた頃のこと、ワルドナーと一緒に引っ張っていたのがパーソンです。未だに現役だということは知っていましたが、目の前で試合を観られるとは、感無量でした。岸川選手には申し訳ないが、パーソンを応援していました。 もう一つは石川佳純選手の試合でのこと。格下の相手にマッチポイントを握られ、あと一本で負けるというところをしのぎ、何とか10対10としました。その直後、石川選手にレッドカードが。相手に得点が与えられ、石川選手のサーブ権も使用したことになります。どうやら石川選手がボールを蹴ったということらしい。 泣いて抗議する石川選手。でも審判は譲らない。そこへ大会本部からスタッフが登場し、おそらくはビデオ判定でレッドカードは撤回されました。 その後もたった一本で敗戦が決定する局面の続くしびれるような試合が続きます。そんな中、相手のサーブをすばらしいレシーブで石川選手の得点。これでゲームポイントを握れます。ところが、相手がサーブがネットインだったと抗議。審判は取り合いません。でも、石川選手は躊躇無くネットインと認めます。審判に任せておけば圧倒的に有利な立場に立てるのに、それでも選手通しの信頼関係によるセルフジャッジを優先する卓球。すばらしいと思いませんか。 最終的に石川選手は逆転勝ちし、私は観ているだけで筋肉痛になりました。 追記 レッドカードの時のカウントは新聞記事とは違うので、私の勘違いかも知れません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.06.09 20:46:49
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